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2009年1月19日 (月)

先端医療に熱視線

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08tubaki_takegaki11「東芝は、蛋白質解析装置」を「NECは、ITを利用した最新システムを慶大やKDDIと実証実験を実施」など電機メーカーは景気後退で収益が見込まれる医療機器に注目が集まる。

FujiSankei Busunnss i・・・電機メーカーが電子部品や薄型テレビの得意技術を応用し、医療機器分野への進出や事業強化に乗り出した。東芝は半導体の微細加工技術を使い、疾病予防で注目されるタンパク質解析装置を開発した。診断画像を映す高精細ディスプレーや、過疎地の遠隔医療のIT(情報技術)システムも登場。景気後退で一般消費者向け市場が冷え込む中、収益が見込みやすい「医療」の魅力が高まっている。

最先端の生命科学の対象は、これまでのDNAから、さらに微小な単位のタンパク質に移っている。東芝は、そのタンパク質を解析する新手法「マイクロSPRパーティクル」を英ケンブリッジ大学と共同開発した。

開発に役立ったのは、半導体の先進技術だ。新手法では、半導体の材料でもあるシリコン片を利用。シリコン片は直径約100マイクロメートルの六角形で、特定のタンパク質に反応する分子を付着させて反応をカメラで観察する。最大50個のシリコン片を一括して解析できるという。

タンパク質解析は創薬や疾病診断に応用でき、新手法により「疾病に関係するタンパク質を探し出す創薬の初期の作業時間が大幅短縮できる」(研究担当幹部)という。2年後には実用化を目指しており、東芝には複数機関から共同事業化などの提案が持ち込まれている。

医師不足が心配される過疎地での医療の充実に、ITを利用した最新システムを提供するのがNECだ。東京都奥多摩町で、慶大やKDDIとともに3月末まで実証実験を実施。現地の複数の集会所などに、健康管理のための専用タッチパネル端末や血液のサラサラ度を測定する装置などを設置。都心部のクリニックや健康センターをネットワークで結び、テレビ電話を通じた遠隔診断や健康状態の管理・指導を手がけている。

液晶ディスプレーを扱う日立ディスプレイズは、X線CT装置のモニターなどに使う高画質ディスプレー(パネル)を拡充した。誤診が許されない医療用モニターは、静脈や動脈の識別などで不可欠な正確な色彩表現が求められるといい、「忠実に色を映し出せる特徴を生かした製品数を今年中に倍増させる」(同社)という。薬の保冷庫を得意とする三洋電機も、市場拡大が見込まれる再生医療や細胞治療といった先端医療分野向けの機器に力を入れる方針だ。

国内の医療機器市場は2兆円超とされるが、高齢者人口が増える今後は成長が確実。高い収益性や保有する技術の転用が可能なため、蘭フィリップスや米ゼネラル・エレクトリック(GE)など海外の電機大手も進出、強固な足場を築いている。

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