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2009年1月18日 (日)

寒中に咲く花

191104011 散歩していると、梅の枝先に白い花が開いているのが確認できる。近くに行ってよく見ると、しっかり、寒風に耐えて、咲き始めてることが確認できる。こんなに寒くても、時期を感じ取って咲くことに、今更ながら感心させられた。

しかし、花は咲くことは実をつける前提で咲くのであるが、受粉などは、一体どんな具合で行われるのだろう?この時期、昆虫はいないし、鶯もいないしかし、健気に存在を示している。

もっとも寒の内に咲く花も少なくはない。寒椿(つばき)、寒梅、寒菊、寒薔薇(ばら)、寒木瓜(ぼけ)など歳時記に並ぶのも色とりどりだ。このうち最もあでやかなのは寒牡丹(ぼたん)だろうか。晩春に花を咲かせる品種の多い牡丹を、手をかけてこの厳冬に咲かせたのだ。

防寒のワラ囲いの中から顔をのぞかせる赤やピンク、白の花弁を見れば、寒中に大輪の花を求めた人の技に心が奪われる。唐から贈られたという伝承のある奈良県の長谷寺や、鎌倉の鶴岡八幡宮などが、ちょうど今ごろの寒牡丹の名所である。

この時期子供の頃のことを思い出すと・・・「垣根の 垣根の曲がり角 焚き火だ 焚き火だ 落ち葉焚き…」と、無意識にハミングしたりする童謡「焚き火」がある。

山茶花・椿の花は、寒中でも咲いている代表的な花でもある。その近くで落葉を集めてする『焚き火』は楽しかった。芋を焼いて食べるのである。煙が目に沁みて頭は灰だらけになってしまってもかまわず、息を吹きかけ風を送って落葉を燃やした。その落ち葉の中に赤い山茶花の花びらが入っていた。

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