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2009年1月14日 (水)

第二次補正予算案、衆議院可決

Shibutoge61不人気の定額給付金の第二次補正予算案と関連法案が衆議院で可決された。7割近くの国民に不評と言う事は、麻生太郎首相・自民党総裁としても不人気の現われだ。ジャーナリストの多くが選挙目当てのばら撒きだ。素人の私でも分かる。公明党の顔色を見ての判断だとしか映らない。

不景気が雇用や消費などに深刻な影響を広げている。政府の評判が悪くなるのは仕方ない面はあろう。だが、そのために2兆円もの巨費を投入するのは、懸命な国民にいかされない。

民主党が反発するのは当然だ。小沢代表が「定額給付金を分離して採決すれば、その他のことには前向きに取り組む」と発言し、定額給付金をはずせば補正予算の成立に協力するとのボールを首相に投げていたからだ。

首相が歩み寄れば、雇用対策や中小企業の資金繰り対策などは迅速に実行できるようになったはずだ。それでは敗北に等しいというのが首相の思いなのだろうが、世の中の厳しい空気を読み違っているのではないか。

自民党内にも首相への批判がないわけではない。渡辺喜美元行革相がきのう離党に踏み切り、加藤紘一元幹事長は「定額給付金はあまり出来がよくない制度というのが7、8割の自民党議員の心だが、総選挙で公明党にお世話になるから賛成する」と述べている。

加藤氏の言葉が事実なら、自民党は公明党・創価学会の支援欲しさに「出来のよくない」政策に甘んじるということなのか。何とも情けない政党になってしまったものではないか。

このまま与野党がにらみ合っていては「60日ルール」での衆院再議決に頼る政治がまた繰り返されることになる。福田前政権のときの、インド洋での自衛隊の給油支援やガソリン税をめぐる混迷の再現である。

国民の暮らしがますます厳しくなるなかで、そんな愚かな政治を続ける余裕がいまの日本にあるはずがない。

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