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2008年11月 1日 (土)

老骨に鞭を打つ

今日の名言

恋に悩む者なら誰でも、言葉が追いつかないほどの真情を吐露するものですよ。

『セルバンテス短篇集』「愚かな物好きの話」

0107ukisima11卓拭いて夜を切り上げるそぞろ寒 岡本 眸

今年の秋の印象は、月が美しかったことと、昨年に比べて秋が長い、ということ。そして、日中はいつまでも蒸すなあ、と思っているうちに、朝晩ぐっと冷えてきた。やや寒、うそ寒、そぞろ寒など、秋の冷えの微妙な表現。

秋冷、冷やか、を過ぎて、どれも同じ程度の寒さというが、語感と心情で使い分けるようだ。うそ寒の、うそ、は、薄(うす)、が転じたものだが、語感からなのか、なんだか落ち着かない心情がうかがえ、そぞろ寒、は、漫ろ寒、であり、なんとなく寒い感じ。

この、なんとなく、が、曖昧なようで妙な実感をともなう。秋の夜、いつの間にか虫も鳴かなくなったね、などと言いながらつい晩酌も長くなる。さてそろそろ、と、食器を片付け食卓をすみずみまで拭く。きびきびとしたその手の動き、拭き終わった時にもれる小さいため息。

今日から十一月、と思っただけで、やけに冬が近づいた気のする今夜あたり、こんなそぞろ寒を実感しそうだ。『新日本大歳時記 秋』(1999・講談社)所載。(今井肖子)

11月1日3連休かァ、こしとらあ毎日サンデーであんまり関係がない。しかし、冬の便りがとどく季節だ。あちらの山で紅葉が見ごろとか、こちらでは、初氷が張ったとか、聞かれるようになった。

秋田にいる姪は、半年前に会ってから、ご無沙汰だ。今日の空は厚い雲に覆い尽くされ、北の空に続いている。一寸高台で北の空を眺めていると、頑張っている姪のことが頭をよぎる。

だんだん年を重ねると、一日一日が勝負だ。身体は衰えを感じるが、生きる元気は・・気合で何か動作をするのでも「どっこらしょ」「よいしょ」とつい言葉に出てしまう。老骨に鞭を打つか。

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