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2008年9月26日 (金)

環境問題は喫緊の政治課題だが・・・

15401日経新聞「春秋」より

天気にはクセといっていいものがあって、特定の気象現象たとえば「小春日和」とか「寒の戻り」とか「木枯らし」とかが訪れやすい特異な日が観測記録を調べると、ある。それでいくときょうは大型台風が上陸しやすい日のようだ。

日本気象協会が出版した「続・台風物語」には「大災害をもたらした台風」が7つあげられ、うち「洞爺丸」「狩野川」「伊勢湾」の3つまでが9月26日に上陸している。さらに、この日に上陸中だった台風にまで範囲を広げて理科年表の「おもな気象災害」から拾い出せば、数えるのが嫌になるほど多い。

「今年、台風はまだ1度も本土に上陸していません。こんなことは過去に例がない。何となく異常だと感じている方も多いと思います」。新内閣の発足にあたり、自分で閣僚名簿を読み上げる異例のやり方をした麻生太郎新首相が、斉藤鉄夫環境相の再任を発表するときに付け加えた、意表を突くコメントである。

地球温暖化はすでに気象に変調をもたらしていて、上陸台風ゼロはその1つの表れ。ことほどさように環境問題は喫緊の政治課題だ、と言いたかったのだろう。確かに上陸の特異日だというのに台風が日本近海にいないのは、より大きな“気象災害”が接近しているせいなのかもしれない。早く手を打たないと……。

ゲリラ豪雨と言う言葉が生まれたのも、不思議ではない。あちこちで、記録的大雨が降って被害が出た。その中で最も記録を作ったのは、愛知県岡崎市で、(8/29日)午前2時までの1時間に146ミリの豪雨を記録した。これは、過去を含めて愛知県で観測したもっとも激しい雨である。

麻生首相の総裁選での遊説で、名古屋市で行われた、街頭演説会で、8月末に愛知県などを襲った豪雨災害に触れ、「これが安城、もしくは岡崎だったからいいけど、この名古屋で同じことが起きたら、この辺全部洪水よ」と述べた。これに対し岡崎市や安城市では、納得行かない。という無責任な発言があったのは頂けない。

どうも麻生さんの、口が滑ってしまう悪い癖があったり、河村官房長官の不明瞭な献金・中山国土交通相の不思議な発言では、先行き不安である。まして桝添厚労相の後期高齢健康保険の発言問題でどう修復するつもりなのか、心配である。

環境の問題は深刻であるが、問題だらけの日本経済・食・金融・教育・内閣・国会議員の先生に頑張ってもらわないと、沈没してしまう。

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