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2008年9月19日 (金)

汚染米の対策の事

Higanbana21どうも納得のいかない、事故米の問題は、そもそも農林水産省が、外国から輸入したものが問題を起こしている。しかも立ち入り検査を950回も行っていて、見抜けなかった。そればかりではない、係官が食事誘われ接待を受けた事はハッキリしている。それなのに業者には厳しい社会の目が向けられているが、役人は罪の意識はないようだ。まあ・・・大田農水大臣は、昨日国会で謝ったが、何か心が入っていない。

白須敏朗事務次官が太田誠一農相に辞意を伝えていたことが18日わかったが、大田農水相は認めない方向という。、「食」に関する政府全体の危機管理能力が問われている。

しかし、今朝、福田首相は更迭という断を下した後任に井出道雄林野庁長官が就任する人事を発表した。そして、大田農水大臣も福田首相に辞表を今日提出したという。

今朝の東京新聞の社説に、私が納得いかない事故米(汚染米)対策で載っていたので記して見た。三笠フーズによる汚染米転売問題は、衆参両院の農林水産委員会で集中審議され、省庁横断の対策チームも民間の参加を得て始動した。失われた信頼は取り戻せるか。食品行政の転機である。

「長期にわたって汚染米の流通を見逃し、食の安全に対する不安を招いた責任を痛感しています」太田誠一農相は、国会の閉会中審査で陳謝した。汚染米の流通先は二十四都府県の延べ三百七十九事業者に及び、一般の食用にも六百二十二トンが転用されていた。

汚染米はコンビニや、愛知県では、地域を代表する老舗の銘菓にも及んでおり、消費者の不安も食品業界の動揺も、しばらくは収まりそうにない。新たな転売先が見つかる恐れも強い。太田農相は「人体に影響がないことは自信を持って申し上げられる。あんまりじたばた騒いでいない」とテレビで発言し、消費者のひんしゅくを買った。

しかし、消費者や食品業界の不信や不安をあおってきたのは、農水省の「どたばた」だ。方針を一変させて、業者名の公表に踏み切ったのはいいとして、発表時から流通先を再三訂正し、結局は無関係の業者を公表してしまうという、失態も演じている。

業者名の公表は、主食に対する消費者の不信や不安を取り除くための手段である。知らず知らずに買わされてしまった食品メーカーなども、れっきとした被害者だ。ただ「安全」だと繰り返すだけでなく、消費者サイドにどっしりと視点を固定して、汚染の度合いや毒性、健康への影響評価など、具体的な「安心材料」も、きめ細かく、客観的に公表し、風評被害の拡大を抑える努力も必要だ。

省庁横断の対策チームも同じである。複雑極まる「コメ流通の闇」の全容解明はもちろんのこと、「食」に関する政府全体の危機管理能力が問われている。

今度の問題では「食品」に対する政府と消費者の認識のずれが浮き彫りになった。コメ余りの中で、なぜ輸入が続くのか。なぜ汚染米が輸出元に突き返されず転売が黙認されたのか、基準値以下なら安全なのか…。こうした疑問に初めからきちんと対応するべきだった。「食」への信頼を取り戻すには、消費者が抱いた素朴な疑問に、一つずつ丁寧に答えていくほかはない。

食卓に無用の混乱をもたらさないためにも、消費者側に、情報を冷静に受け止める姿勢がほしい。

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