« 年々増え続ける高齢ドライバー | トップページ | ブラジル人の思い出 »

2008年9月 9日 (火)

事故米のこと

Sekiseiinko_m1NHKお早うコラム9月8日内容・・・・安部キャスター***・・・大阪の加工米販売業「三笠フーズ」が、カビ毒などに汚染された事故米を食用として流通させていた問題。事故米の処理の仕方が問われることになりました。合瀬宏毅解説委員です。

Q:なぜ汚染した米が出回ってしまったのか?

国が備蓄用や援助用として買い取った米のうち、水に濡れたりカビが生えたりして食用には回せないコメを事故米と呼んでいる。食品衛生法では有害物質を含んだ食品は流通が禁止されていますから、国ではこうしたコメを食用ではなく、のりや接着剤など工業用原料に限定して販売している。
ところが三笠フーズは、事故米をいったん買い取った後、焼酎のほか、せんべいや和菓子の原料として転売していた。

Q:どうしてそんなことをしたのか?

コメは利用方法によって価格が極端に変わる特殊な農産物。たとえば主食用として流通する場合はトンあたり30万円から35万円ほどですが、これがせんべいや焼酎原料などの加工用米として流通する場合には5万円、工業用のりとして販売する場合は高くても1万円。
通常は品質の悪いコメを加工用米や工業用に回すのだが、業者としては工業用として安く買い入れたコメを、焼酎原料などとして売ったり、混ぜたりすると、それだけで莫大な利益となる。それだけ旨味の多い商品。

Q:農林水産省は不正を監視してこなかったのか?

通常、事故米は買い取った業者か農林水産省ら加工計画書を提出させ、計画通り工業用などに加工するのか、農水省の職員が処理現場に立ち会って確認することにしている。※
ところが職員は加工すべてを見張っているわけではない。そこで三笠フーズは計画よりも少なめに加工し、食用に回していたようだ。
農水省はだまされたと主張しているが、コメは昔から不正流通が後を絶なかった。食用に転用されないように、加工や販売先などを徹底して確認すべきだった。

Q:他にこうしたことを行っている業者はいないのか?

事故米は、毎年2000トンあまり販売されている。農林水産省では、平成15年度以降、事故米を販売してきた他の16社についても、食用に回していなかったか緊急に調査することにしている。
コメは今後バイオ燃料につかわれたり、家畜のエサになったりするなど、利用を拡大する方向。こうしたコメが他用途米や主食として紛れ込むことはないのか、安全面からの仕組みを早急に考える必要がある。

別なニュースでは、農林水産省の立会いは、事前に通知があったそうで、立会い当日は別なものを見せて、立会いは、事実上形式に終わっていたようだ。しかも、農林水産省は、食べても体に影響は少ないと言っていた。何かおかしい。

問題は、農林水産省の立ち合い方法と、問題意識と認識甘さに問題があったと思う。

« 年々増え続ける高齢ドライバー | トップページ | ブラジル人の思い出 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 事故米のこと:

« 年々増え続ける高齢ドライバー | トップページ | ブラジル人の思い出 »