« もの言う鶏 | トップページ | 汚染米の対策の事 »

2008年9月19日 (金)

ミニバブルが崩壊?

Odaiba971これは、大変ただ事ではないぞ!18日に発表された都道府県地価調査によると、景気が後退局面に入るなか、地価は、全国の商業地が再び下落に転じ、三大都市圏の商業地や住宅地の上昇幅も大幅に縮小した。読売新聞の社説より

大都市でこの数年続いていた地価のミニバブルが、いよいよ崩壊しつつあるようだ。世界経済に打撃を与えているサブプライムローン問題などが背景にある。地価の先行指標とされる東京などで本格的な下落が始まれば、全国的に大きな影響を与える。今後、大都市の地価動向を注視する必要があろう。

国土交通省が発表した今年7月1日時点の都道府県地価(基準地価)は、全国の住宅地で前年比1・2%、商業地で0・8%、それぞれ下落した。昨年は、住宅地で4年連続して下落幅が縮小していたが、今年はそれが拡大した。商業地は昨年、16年ぶりに値上がりに転じたが、今年は再び水面下に沈んだ。

3大都市圏の地価回復にブレーキがかかったのが響いた。3大都市圏平均で昨年は、住宅が4・0%、商業地で10・4%の上昇だったが、今年は1・4%と3・3%の上昇に減速した。

なかでも、東京都区部の動きが目を引く。住宅地で昨年24・1%も上昇した港区が今年は2・3%の下落に転じた。同じく23・3%の上昇だった渋谷区も、3・7%値下がりした。商業地でも似たような状況である。さらに詳しく分析すると、地価反落の様子が鮮明だ。

この1年間を半年ごとに区切って調べたところ、港区六本木のある住宅地は、昨年後半は7・3%上昇したのに、今年前半は6・8%の下落だ。調査対象の都内の住宅地15地点で、今年前半に下落したのが12地点もある。商業地では、渋谷区恵比寿のある地点が、昨年後半は10・0%値上がりしたのに対し、今年前半は6・7%値下がりした。調査対象の都内29地点のうち、今年前半に下落したのは13地点で、横ばいだったのが9地点だった。

東京都心ではここ数年、年率30~40%も値上がりした地点が少なくない。今回はそうした地点ほど値下がりに転じており、今年に入って下落傾向に拍車がかかっていることが見て取れる。優良地の地価が上がり過ぎて収益が得にくくなり、投資が手控えられたのが値下がりの要因だ。

サブプライムローン問題の影響で、海外の投資ファンドが日本から資金を引き揚げていることも影響している。世界的にみて、地価は多くの国で値下がりに転じている。日本でも今後、下落傾向がさらに強まると覚悟せねばなるまい。

« もの言う鶏 | トップページ | 汚染米の対策の事 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ミニバブルが崩壊?:

« もの言う鶏 | トップページ | 汚染米の対策の事 »