世界の不穏な空気は収まらない
時事ドットコムきじから ロシア大統領府によると、メドベージェフ大統領は17日、サルコジ仏大統領と電話会談し、グルジア・南オセチア自治州紛争を受けて、同国内に展開するロシア軍が18日から撤退を開始すると表明した。グルジア内で軍事行動を継続しているロシア軍に対しては国際社会から非難が浴びせられており、事態打開に動きだした格好だ。
ロシアとグルジアの6項目の和平合意を調停したサルコジ大統領は、ロシアが合意を履行しない場合、欧州連合(EU)との関係で「深刻な結果」を招くと警告した。
ただ、ロシア軍の撤退規模や期限は明確でなく、今後ロシア軍がどこまで和平合意を履行するかが焦点になりそうだ。
ドイツのメルケル首相は17日、グルジアを訪問、サーカシビリ大統領との会談後の共同記者会見で「ロシア軍撤退が緊急の課題だ。これは数週間ではなく、近日中に実現しなければならない」と述べ、ロシア軍の即時撤退を求めた。同首相は、グルジアの将来の北大西洋条約機構(NATO)加盟を支持する考えも表明した。
AFP通信によると、グルジア中部の町ゴリを占拠しているロシア軍部隊司令官は17日、ゴリから軍部隊が撤退する代わりにロシア平和維持部隊が進駐すると述べた。南オセチア紛争の平和維持活動(PKO)の区域を同自治州周辺にまで拡大、「緩衝地帯」を設置する計画とみられる。
時事ドット、ニュースで国際関係で、17日のアクセスランキングで1位である。2位がイランのロケットによる人工衛星打ち上げに初めて成功したことである。衛星打ち上げ技術は、長距離弾道ミサイルへの応用が可能であり、同国の核兵器開発疑惑も絡んで懸念が強まるのは必至だ。
世界の懸念で和平がなかなか難しい、平和のシンボルの北京オリンピックが行われている最中でも、不穏な事態が起きている。
G8の洞爺湖サミットで、地球温暖化・食糧問題などを討議された。そして、イラン・北朝鮮・インド・パキスタンなどの核開発の問題、を討議されたと思うが、イランのロケット打ち上げなどは事前に分かっていたのかなあ・・・。世界の平和を話し合うサミットではなかったのか?。
グルジア・チベット・新疆ウイグルなどの民族独立問題・アフリカの民族闘争などまだまだ不安定要素が沢山ある。何とかこれらの紛争を、国連の力と、G8の力で、解決できないのだろうか・・・。
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