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2008年8月14日 (木)

「景気優先」麻生氏に福田首相

Kamejima41朝日新聞webニュースより、

福田首相は13日、自民党の麻生太郎幹事長と会談し、秋の臨時国会にのぞむ方針を協議した。首相は補給支援特別措置法延長を重視する考えを示し、臨時国会に法案を提出して成立をめざすことを確認した。会談に先立つ与党幹部間協議で、大型補正予算の臨時国会提出で一致したことに対しては、首相は「景気対策はしなければいけない。優先順位が極めて高い」と語り、検討する考えを伝えた。

会談には大島理森国会対策委員長も同席。補給支援特措法に基づく自衛隊によるインド洋での給油活動について、首相は「国際的に非常に大きな問題だという認識はぜひ強く訴えなければいけない」と語り、継続できるよう臨時国会での同法延長に強い意欲を示した。首相は、各国がアフガニスタンで行っている活動についても、具体策を数字を挙げて説明したという。

ただ、民主党は同法延長に反対する方針で、成立には衆院再議決は避けられないが、公明党は消極的な立場だ。この点をめぐり、自民党幹部は同日夜、公明党幹部に対して「首相は3分の2については言わなかった」と伝え、再議決まで既定方針になったわけではないと説明した。

与党内では「延長法案を衆院で可決し、参院審議の段階で民主党に協議を申し入れて打開策を探ることになるのではないか」(公明党幹部)との見方が出ている。

一方、補正予算の規模について公明党は「1兆円以上」を求めているが、政府内では規模と提出時期について固まっていない。ただ、景気対策を前面に掲げた大型の補正予算を編成すれば、01年の小泉政権発足から続いてきた財政健全化路線は転換されたというメッセージになりそうだ。

はたして、これでいいのか、ばら撒きと言われている民主党、上げ潮派、2011年度までのプライマリーバランス、黒字化を目標として主張いている与謝野馨経済財政担当相との調整は?

アフガニスタンと言えば、今朝のニュースで、カナダ人支援活動の女性がタリバンの武装組織に3人殺された。このところタリバン勢力の強くなり、アメリカ軍などと激しい戦闘が行われていると言う。

いずれにしても、福田康夫首相の、内外の諸問題をスピードを持って的確に手を打たねばならない、日本は重篤な病状に陥ってしまいそうである。

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