100㍍世界記録が出る
昨日北京オリンピックで注目の種目100メートル男子の世界新記録が出た。
陸上男子百メートル決勝が16日行われ、世界記録保持者のウサン・ボルト(ジャマイカ)が世界新の9秒69で1位、金メダルを獲得した。銀はリチャード・トムソン(トリニダード・トバゴ)、銅はウォルター・ディックス(米国)だった。
ボルトは元々は二百を専門としたが、今年に入り百で頭角を現した。2008年5月、米国で行われたリーボック・グランプリでは、9秒72の世界新記録を樹立した。
北京五輪では、9秒74の前世界記録を持つアサファ・パウエル(ジャマイカ)らと、史上まれに見る大混戦となったが、決勝では見事に世界新で圧勝、「世界最速」を証明した。パウエルは5位だった。
ウサン・ボルト(ジャマイカ=陸上男子百メートル)得意は二百メートルで、02年に男子史上最年少の15歳332日でジュニア世界選手権を制し、昨年の世界選手権は2位。昨年までの百メートルのベストは10秒03。今季急成長し、5月に9秒72の世界新をマーク。196センチ、86キロ。21歳。
100mでは人類で初めて公式に37km/h以上の平均時速で走った事になる。一体人間は、どこまで走れるのだろう。
もともと、人間は四足動物で、その昔は、チンパンジーのように4本足で走っていたのだろうが、二足で歩くようになってからは、100メートルを10秒切るのは夢であった。その記録を破り9秒69とは驚いた。
そして、どこまで、記録は作られるのだろうか?
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