熱中症と水分補給
今日の名言 女というものはね、男にだまされたって時には我慢することもあるけれど、踏みつけにされちゃ黙っていないわ。 |
デュマ・フィス『椿姫』 |
「ホトトギス」の俳人のいろいろな意味で問題提起の作品。この句、ビールそのものを言わずして船上のビールを思わしめている点は熟練の技を感じさせる。ところで、ビール抜きなどというものはない。あるのは栓抜きである。
ところが栓抜きというと季題にならないから無理をして造語を作ってビール抜きという。ではそんなに無理をしてビール抜きといえば季題になるかというとこれは微妙なところでしょう。ビール抜きというものが存在するとしても、ビールといわないかぎりそこにビールは存在しない。
ビール抜きがあるのだからビールは言わずもがなということになるのなら、季題は無くとも季節感さえあればいいということになる。「ホトトギス」はそんなことは認めていないでしょう。それとも字面でビールという字があれば季題になるというのであれば鰯の缶詰でも桜の紋章でも季題になる。それは違うでしょう。
「写生」というのは季題諷詠なのか、「もの」そのものを凝視するのか、はたまた受け止めた「人」を活写するのか。さあ、どっちなんだと「ビール抜き」が言っている。『新歳時記増訂版虚子編』(1951)所載。(今井 聖)
この所の湘南の海岸は連日海水浴のお客で大変賑わっているようであるが、若者達がグループで来て、飲み物飲んでいるのだが、熱中症の対策にはならない。しかし勘違いしているようで、飲んだ後にビールの空き缶が、あちこち転がっている光景をテレビで見た。マナーの問題もあるが、ビールを飲んで海水浴は、非常に危険であるという。
私も昨年、熱中症になった経験がある。その時も大汗をかいたからといって、ビール飲んで水分補給をしたが、体調がおかしくなり(気持が悪くなり、目まい)とうとうダウンしてしまった。だから、水分補給は、水がいい。
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