熱き戦いに感動
今日の名言 太陽は宇宙の中心であって不動であり、太陽の運動と見えるものはすべて実は地球の運動である。 |
コペルニクス『コペルニクス 天体の回転について』 |
俳句で擬人法はいけないと習う。いつしか自分も人にそう説いている。なぜいけないか。表現がそのものの在りようから離れて安易に喩えられてしまうからだ。
「ような」や「ごとく」を用いた安易な直喩がいけないと教わるのと同じ理屈である。しかしよく考えてみると罪は「擬人法」や「直喩」にあるのではなくて「安易な」点にある。両者は安易になりがちなので避けた方がいいという技術のノウハウがいつしか禁忌に変わる。
「良い句をつくる効率的で無難な条件」からはねられた用法が「悪しき」というレッテルを貼られるのである。豆腐が、添えられた唐辛子に驚いているという把握は実に新鮮で素朴な感動を呼ぶ。
俳句の原初の感動が「驚き」にあるということを改めて思わせてくれる。こういう句は造りが素朴なので、類型を生みやすい。そうか、このデンで行けばいいのかなどと思って、パスタ驚く烏賊の墨などと作るとそれこそが安易で悪しき例証となる。『新歳時記増訂版虚子編』(1951)所載。(今井 聖)
オリンピック女子ソフトボールは、日本が決勝でアメリカに3対1で勝って優勝した。4年間悲願の優勝を目指し練習に頑張って来た選手は、嬉し涙にくれていたろう。もう、次のロンドンオリンピックでは、野球と一緒に競技はないという。
暑かった八月も今日は22日、夜になると庭の片隅で虫の声を聞くようになった。本当に多くの日本人に感動与え有難う。上野投手はじめ、選手みさんご苦労様でした。
何故か、マグロの刺身にわさびが、身が引き締まる思いがした。昨夜はクーラーを使わず眠れた。外は涼しい風が気持がいい。
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