空港と施設の大きさの驚く
今日の名言 どんな闘争でも、折衷派という奴をうみ出す。 |
服部之総『黒船前後・志士と経済 他十六篇』 |
空港の、高い天井の下にいると、なぜか自分がとるにたりない存在のように感じられてきます。通常は出会えない大きな空間に放り出されて、気後れがしてしまうのかもしれません。先日も見送りのために成田空港に行ってきましたが、家族にかける言葉も、いつもと違って、どこかうわっつらなものになってしまうのです。
この句を読んで、あの日に感じたことをまざまざと思い出していました。「異国語」の「異」は、言葉だけではなく、心の中の違和感をも表しているようです。旅立つ人、見送る人、双方が日常の時間から切りはなされて緊張しているのです。
耳元では、アジア系の、どこともわからない国の話し言葉が聞えてきます。「いってらっしゃい」と手を振って、一人きりになったあと、帰宅のために空港のバス停に向かいました。空港の建物から突き出ている大きな庇の向うには、依然として真夏の陽射しが強く照りつけていました。
まさに本日あたりは、盆休みの行楽から多くの人が帰ってくるのでしょう。混雑する空港で、汗をぬぐいながら母国語にほっとして、暑い日常の日々に少しずつ戻って行くのです。『角川俳句大歳時記 秋』(2006・角川書店)所載。(松下育男)
東京のビッグサイトに、先月行ってきたが、建物の大きさ、広さに驚かれた。建物の中で迷子になってしまいそうでる。
今中国では、北京オリンピック真っ最中である。メーン会場である通称『鳥の巣』は、91000人収容できる大規模の会場と言う。余計なお世話であるが、オリンピックが終わったら、どんなことに利用されるのか、ちょっと考えたりして・・・
何と言っても、空港は、その国の威信をかけて、設備の豪華さ、広さを考えて設計されている。特に国際航空となると規模が違う。しかし、最近地方で空港が作られているのだが、利用客がいないで採算が取れないで問題になっているとか、なんでも、静岡に空港が出来てどれだけの利用客があるのだろうか?税金の無駄遣いになってしまうのかなあ・・・。
日本には国際空港が10箇所ある。そして、準国際空港が23箇所ある。他に地方の空港があって、どの位に利用客があるのだろうか・・・。
ごく近くでは、横田・立川・厚木・調布などがあるが、一度もこの飛行場に行ったことがない。
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