老いてこそ人生
老いてこそ人生 (日野原 重明氏がある講演で話された)のこと。
第一の人生は親・学校が育て、第二の人生は社会で育つとすれば、定年後の第三の人生は自由に生きる時だ(やりたかった事が出来る時間が有るのだ)。定年を過ぎると「老い♪♪ては自らが育てる」時代だ。古木で幹が朽ちても根から新しい芽が出ているのを見た事有るでしょう。上手に時間を使って人の為に有効に使って欲しいのです。
それには良い友人に出会う事だ(自分一人では出来ないから)。人間の行動力は何処から来るか?
一つ・・良きモデルに出会いエネルギーをもらう。
二つ・・生活が変わった時に思いきって新しい発想で行動する。
三つ・・辛かった、困難なこと、不幸が新しい人間を作る。
四つ・・何か事件に遭い、目がさめる(目からうろこ)からだ。
良い出合いがあるかどうか、それは貴方の才能(感性)なのです。そうして、やった事のない事をやってみる、行動する、そうして生き方を学んで欲しい。
良く生きるとは、より深く生きる事であり、少年の様になり、勇気ある行動をする事である。と結ばれた。
朝が早いから毎日NHKラジオ深夜ビンは聴いている・・・。 夜便の締めくくりか“心の時代”で作家 新井満氏(電通マン、芥川賞作家)が「千の風になって」と題して話していたことがあった。
それは、幼馴染みの友人の奥さんが癌におかされ脳に転移して三人の子供を残して急逝してしまった。後に残った友人と三人の子供達の悲しみの大きさは言うまでもない。
生前奥さんが関わってきた社会貢献活動の仲間達が出した追悼文集に「千の風」の翻訳詩を紹介した人があり、それを読んで大変感動したのでこれを歌にしてその友人家族を少しでも癒したいと思ってCDを創ったそうだ。
その後、朝日新聞「天声人語」でも紹介され凄い反響が有ったと言う。
『だれがつくったのかわからない一編の短い詩が欧米や日本で静かに広がった。愛する人を亡くした人が読んで涙し、また慰めを得る。そんな詩であるように思う。
♪♪ 私のお墓の前で 泣かないで下さい
そこには私はいません 眠ってなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています
秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る ♪♪
最近、どんな嫌な人でも、『辛抱強く、誠心誠意、行動で示必ず理解して貰える。』という感触を得られた。それによりこれからの人生が希望が出たような気がする。
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