お盆と帰省客の故郷
日本の真夏のイベントいえば、八月のお盆の時期に行われる。盆踊である。日本の三大盆踊りと言われている、阿波踊りがその一つである。
徳島の夏を彩る徳島市の「阿波おどり」が12日開幕しました。「阿波おどり」は15日までの4日間でことしも130万人の人出が見込まれ、徳島の街は踊り一色になります。
徳島市役所前の演舞場では午後5時半から開幕式が行われ、阿波おどりが物語の重要な場面になっている舞台「眉山」に主演する女優の宮本信子さんも出席しました。そして徳島県の飯泉知事などとともにテープにハサミを入れて開幕を祝いました。このあと、おどりが始まり、「連」と呼ばれる踊りのグループごとに、そろいの浴衣やはっぴに身を包んだ踊り手たちが、徳島市中心部の7か所に設けられた演舞場などに繰り出しました。演舞場では三味線や笛が奏でる軽快なリズムにあわせて、豪快な男踊りやしなやかな女踊りが繰り広げられ、祭りムードが一気に高まりました。徳島市は、12日も最高気温が34度近くまで上がり、夕方になっても暑さの残るなか、街全体が熱気に包まれています。徳島市の「阿波おどり」は15日までの4日間でことしも130万人の人出が見込まれ、徳島の街は踊り一色になります。
二つに、「郡上踊り」である。七月十二日から八月三十日で九月六日が、踊り納めという。岐阜県の郡上八幡で一か月以上踊りどこかで、行われている。 昔びとがかつて長良川をたどり山々に分け入って郡上八幡の町に着いた。
郡上八幡は郡上おどりで有名な町である。全国に知られた盆踊りですがその踊りの魅力は 目の前で踊られるおどりに見よう見まねで誰もが加わるそんな親しみやすさがある。郡上おどりにはステージや観覧席などはない。
城下町の家並みをご覧いただいても 観光用に整備されたものではない。そこには町びとの日々の暮らしがある。町中を流れる清らかな水もすべて生活用水として健在である。
郡上八幡のよさは旅人を隔たりなくつつみ込んでしまうそんな素朴さにあるのかもしれない。
季節を映す清らかな水のせせらぎに郷愁を覚え、踊りの輪に加わり郡上びとの心にふれて旅を終えれば、「郡上の八幡出てゆく時は雨も降らぬに袖しぼる」 と郡上おどりの歌詞どおり去りがたくなるという。
三つに、「おわら風の盆」である。八月二十日から三十日まで、前夜祭で九月一日から三日が本番である。富山県富山市八尾である。八尾に暮らす人々が大切に守り育んできた民謡行事であり、町民の生命ともいうべき特別な存在である。だから、全国に名の通った民謡行事としては観光イベント的な要素は少なく、したがって、素朴な人ばかりで、もてなしは、あまり上手ではない。
特に近年は、マスコミ等の影響により、山あいの小さな町のこの行事に、予想をはるかに超えるお客様をお迎えすることで混雑を極め、満足に「おわら」を行うことも、ご覧いただくこともできない状況になってきたという。。
しかし、このような状況においても、私たち「おわら」に携わるものとしては、何とかして全国各地から来た方に「おわら」を楽しんでいただきたいと考えているという。そのためには観光客の方には理解が必要だ、 と言う。
それに、忘れてはならない秋田・「西馬音内盆踊り」である。「西馬音内盆踊り」は、羽後町に暮らす人々が豊年祈願や盆供養のために始められたという伝統行事であり、全国に名の通った伝統行事としては観光イベント的な要素は少なく、したがってお越しいただいたみなさまをもてなすことはあまり上手ではありません。
特に近年は、マスコミ等の影響により、小さな町のこの行事に、予想をはるかに超えるお客様をお迎えすることで混雑を極め、満足に「西馬音内盆踊り」を行うことも、ご覧いただくことも出来ない状況になってまいりました。と言うことだ。期間は八月十六日から十八日である。
いずれにしても、今年も、盆踊りは、日本各地で行われる。帰郷し故郷で思い思いの期間を過ごされる方が多いと思う。今年は、ガソリンの値上げなどで、マイカーでの帰郷は例年より少な目と言う。
私は、観光では徳島・岐阜・富山・秋田などの盆踊り期間中は行ったことがない。そのうち是非行って見たい。賑やかな阿波踊り、しっとりした民謡でも同じみな郡上踊り、それと、おわら風の盆・秋田の西馬音内盆踊りは昔からの伝統を守った踊りは哀しさの中に、喜びのあるようなものと想像するが・・・。
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