高校生の自殺
北海道立稚内商工高校2年の男子生徒(16)が、携帯電話サイトの掲示板に同級生の誹謗中傷を書きこんだことについて教諭から、事情を聞かれ、その日の夜に自宅で自殺を図ったことが7日、分かった。
男子生徒は4日に死亡。ノートに教諭から「死ね」などと言われたと書き残しているが、学校側は否定している。
生徒は、母親と帰宅したが、その後、学校から自宅に「停学処分」との電話があり、同日夜、自宅で自殺を図り、4日午後に死亡した。
生徒はノートに、事情を聞かれた際の状況について、「おまえの罪は重い。死ねと言われた」と記し、「『殺す、死ね』と軽々しく書いたので、けじめをつけるために死のうと思う」などという内容の書き置きを残していた。
川崎校長は、「教諭に確認したが、『死ね』と言った事実はない」と話している。
今学生は夏休みである。世情を反映しているのか、不登校、13万人=2年連続増、中学は34人に1人-文科省
2007年度に学校を30日以上欠席した「不登校」の小中学生は前年度比1.9%増の12万9254人に上ることが7日、文部科学省の学校基本調査(速報)で分かった。小、中とも2年連続の増加。中学生では全生徒に占める割合が34人に1人に当たる2.9%で、過去最高となった。
不登校の人数は、病気や経済的理由による欠席を除いた数字。小学生が0.4%増の2万3926人、中学生が2.2%増の10万5328人だった。学年が高くなるにつれて増え、中3だけで4万2494人に上った。
最近、青少年による重大事件が多発している。夏休み・不登校などの危険が一杯の季節条件があり、親・教諭・地域・警察などで事件を未然に防ぎたいものだ。
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