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2008年8月15日 (金)

「せいぜいってどういうことなんだ」石原知事

282_field111北京オリンピック真最中である。しかし、オリンピックで優勝する事の難しさは、柔道の100キロ以上のクラスで、日本選手の主将である。柔道の鈴木桂冶選手は、初戦でモンゴルの選手に負けた。そして敗者復活戦でも負けた。まさかの敗退である。

本人は体調はいいと言っていたそうだが、その日に合わせて体調をベストコンデションに、持っていくことは、スポーツ選手は大変苦労していて、失敗と成功は紙一重だという。力を出さずに終わってしまったようで、非常に残念である。

オリンピックに関係して石原都知事が、福田首相の選手にかける言葉の意味が、「よく解からない」と批判した。

産経新聞webの記事も

東京都の石原慎太郎知事は15日の定例記者会見で、福田首相が北京五輪に出場する選手に向かって「せいぜいがんばって」と発言したことについて「せいぜいってどういうことなんだ。総理大臣が日本の選手にかける言葉とは違うと思うね。そのせいか、日本勢は振るいませんな」と批判した。会見の詳細は以下の通り。

--北京五輪の前半戦が終わったが、印象に残ったことは何か
「やっぱりね、われわれの代表だから、金メダル取ってくれた選手には絶大な拍手を送りたいけどね。私、開会式へ行って非常に心外だったのは、元首クラスの最高指導者がそろっている中で、自国の選手が(入場して)来て、立って手を振らなかったのは、うちの総理大臣(福田首相)と北朝鮮の代表だけだったね。これはどういうことなのかね。(福田首相の)奥さんは立って手を振ってたけどねえ」

 「日本に帰ってきて新聞で見ましたがね、なんか(福田首相が)『頑張ってください、せいぜい頑張ってください、せいぜいね』って言ったそうだが、せいぜいってことはどういうことなのかね。なんか、『あんた限界があるから、まあ』っていう感じにしかとれないし、総理大臣が日本の選手にかける言葉とは違うと思うね。そのせいか、「日本勢は振るいませんな、あんまり。せいぜい頑張ってるけども。」

ちなみに、辞書では、 能力の及ぶかぎり努力するさま。できるだけ。精いっぱい。「―おまけします」「―養生して下さい」「病み上がりで、近所を散歩するのが― できるだけ多く見積もってもその程度であるさま。たかだか。

となっているが、この言葉はこういう時には、普通は使わないのでは・・・。ちょっと、小馬鹿にした意味で使ったりする?・・・。

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