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2008年7月11日 (金)

高原の風は気持が良い

今日の名言

(もろこし)とこの国とは、言異(ことこと)なるものなれど、月の影は同じことなるべければ、人の心も同じことにやあらむ。

紀貫之『土左日記』

Hiland051鳥逐うてかける馬ある夏野かな 松尾いはほ

テレビで動物の番組が見られなくなった。動物の悲惨は見るに耐えないが、最近は、動物の生態を撮った映像もだめ。こんな穴の中の住処までカメラを入れなくてもとか、この芸を覚えるのはかなりしんどかったろうな、などと考えるともうだめだ。

これはやはり老化と関係するのだろう。舞台に子役が上がるとそれだけて泣いてしまうお婆ちゃんと同じだ。脚本家はここで泣かせようと意図して場面をつくる。泣けよ、泣けよ、ほうら、泣いた、やっぱりね。というふうに。

それに嵌るのが、ボタンを押されたら涙が出るロボットみたいで悔しいから、定番の罠にかからないようにする。ここで泣かせようとするだろうと先手を打つわけである。俳句もほうら美しいでしょとか、見事に取り合わせが決まったでしょと主張する作品には魅力がない。

罠に嵌められた感じがするんだな。意図された感動つまり従来の情緒を嫌って「もの」そのものを求めていくと、いつか鋏や爪切りがそこに在ることの哀しさや喜びを詠えるようになるのかななんて考える。逐うてはおうて。鳥を追って駆ける馬には嘘がない。それを写し取る作者の意図も抑制されている。講談社版『日本大歳時記』(1981)所載。(今井 聖)

鳥を逐う(追う)と言っても、夏鳥で一体何と言う鳥だろう、鳩とか、カラス?ちょっと雀は夏の草原には見かけないし、ひばりではないと思うし、椋鳥は、もうちょっと先になると思うのだが、まあそんなことはどうでもいい。

この夏野という事は、はるか彼方のに山が見えるような大草原ではないと思う。八ヶ岳の草原で白樺林が目に浮かんでくる。そういえば、八ヶ岳の牧場に観光客に馬に乗せてもらえるところがある。

実は、昨年行った八ヶ岳の高原牧場は、今の時期、高原の風は気持がいいだろうな・・・。あんまり、梅雨を感じられない爽やかな、印象であった。

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