人も花も立派に咲かせるには同じ・・・
今日の名言 ものごとが実行に移されたら最後、迅速に匹敵する秘密保持はない。『ベーコン随想集』 |
この句、どことなくおかしい。「おかしい」と言うのは、変であり滑稽でもあるという意味だ。すらりと読み下ろせば、この「中肉にして中背の」形容は「暑さ」に掛かることになる。つまり、暑さを擬人化していると読める。
しかしいくら擬人化しているとはいえ、中肉中背の暑さとは不可解だ。どんな暑さなのか。強いて言えば季節に頃合いの暑さと受け取れなくもないけれど、その暑さの程度はわかったようでわからない。でも読者は馬鹿じゃないから、ここで瞬時に読みの方角を転換して、中肉中背とはすなわち作者のことであり、その作者が感じている暑さのことだと頭を切り替える。が、そう読んでしまうと、さあっとシラける。
せいぜいが肥満体にして長身の人の暑がっている姿などを想像し、それに比べれば楽そうだなどと思うだけで、句全体はさして面白くなくなるからだ。そこでまた馬鹿じゃない読者は最初の読みに戻り、いや待てよとばかりに次の読みに行き、そうこうしているうちに、この読み方の揺れ自体に句のねらいがありそうだと気付き、気付いたときには作者の術中にはまってしまっているのである。
つまり前者と後者の読みが揺れながら重なったり離れたりすることで、この句はようやく精彩を発揮するというわけだ。そこらへんに、変であり滑稽であると感じさせる仕掛けの秘密があると読んだ。『中肉中背』(2008)所収。(清水哲男)
私は、「中肉にして中背」は、人間の理想の体型であると思う。だからちょうどいい頃合だろうと言うことで、暑いがそんなに暑くない、いわゆる薄暑なのかなあ・・・と思う。今の時期24・25度位の気温で湿度が30%位の陽気かだ。快適な暑さ?と解釈したい。
確かに何処となくおかしいと思う発想がユニークである。こんな表現方法もあるんだなあ・・・もう硬くなった私には考え着かない。
昨日で一段落した大相撲も、場所前の予想を覆す、角番大関の琴欧州の14勝1敗の優勝とは、誰も予想出来なかったことだと思う。気の早いNHKのアナウンサーが、解説の北の富士さんに質問していたが、来場所「横綱」の綱とり場所?になるののかの質問に答えは「なんともいえない」だった。そうだと思う「横綱」は、最高の強さと品位が無ければいけない。 品位といえば、横綱同士の千秋楽最後の取り組みで、勝負がついた後で土俵上でにらみ合いは、土俵を汚し、見ているお客さんも失礼である。「問題だ」。
だけど、日本人の力士は如何したのだろう。横綱候補が現れない。希世の里を期待したいのだが・・・
雑草の中にコスモスを育てようと4・5日間一生懸命に雑草取りをしていたが、立派な力士や、一流の人間でも、草花一本でも、育て上げるには、環境と栄養と、道徳、など教育・躾があって、立派な、大輪の花が咲き、皆から中目されるのだと、オーバーラップしたしまった。
昨日雑草とりを夢中になってしまって夕方疲れてしまい、早く寝てしまった、今朝は、目が覚めてしまい、今朝は、ななんと!!!1時半に起きてしまた。
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