白鳥から新型インフルエンザ
今朝の産経・朝日新聞の社説に新型鳥インフルエンザの対応が記されていた。(この問題は4/29にも取り上げている)
突然、人間に感染した鳥インフルエンザが見つかったら、大きな被害が出る恐れがある。(日本では4人に1人がかかり、数十万人の死者が出ると予測されている。)日本政府も必死で対応をしているのだと思うが、昨年の宮崎から秋田・最近北海道サロマ湖で相次いで発見されている。
世界中の鶏や野生の鳥などに大流行していることで、防疫は、日本だけでは出来ない。各国が協力体制も必要であり、その認識周知することも大事なことだ。
ハクチョウから『H5N1』と呼ばれる毒性の強いウイルスが確認された。もとはカモなどの渡り鳥が運んできたらしい。
死んだ鳥に触れないよう気をつければ、心配することはない。 人に感染する新型のインフルエンザウイルスが現れる警告としてとらえることである。鳥のウイルスが広がるほど、突然変異を起こすなどして、人に感染しやすい新型ウイルスになる可能性が高まるからだ。
鳥のウイルスには、これまでアジアを中心に380人余りが感染し、約240人が死亡している。素手で病気の鶏を扱っていたような人が多い。 このウイルスが人に感染しやすい性質に変わったら、人から人へと簡単にうつる。しかも、だれにも免疫がないため、大流行の恐れがある。
政府の対策は、海外から新型インフルエンザが入るのを防ぐ水際作戦や、入っても一定の範囲で封じ込める作戦に重点が置かれてきた。
水際や封じ込めの対策には限界がある。新型がいったん国内に入ってくれば、広がりは避けられない。
大勢の患者をどこでどう診るのか。備蓄した薬をどうやって配るのか。交通機関や商品の流通をどこまで制限するのか。学校はどうするのか。各自治体は具体策を練っておく必要がある。それには政府の支援も欠かせないところだ。
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