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2008年5月24日 (土)

新聞の見出しから

07_sl_kurosawa21 各誌の新聞の見出しをみても世の中、歯車が狂ってしまった。修正は、なかなか厳しいぞ・・・。

産経新聞

衝撃事件の核心】判事をストーカーに変貌させた“執着心” カギは「異動直前」          

現職裁判官を“ストーカー”へと変貌させた執着心とは何だったのだろう。しかも自身はストーカー殺人の審理も経験していたのに。前代未聞の“ストーカー裁判官”はさっそく私選弁護人を付け、取調室で堂々の法律論争を繰り広げているという。

朝日新聞                                                 

大学に「過保護者」急増 入学式は満杯、就職相談に同伴

大学生の入学から授業、進級、就職など、過剰なまでに干渉する「過保護者」が目立っている。大学教職員の多くは、近年に急増したと言う。だが「子離れ不全」として放置できなくなった。大学間の生き残り競争が激しくなる中、各校は保護者サービスにも腐心する。

読売新聞

児童の胸に「うそつき」と張り紙・体罰も、釧路の小学校教諭

北海道釧路市立鶴野小の男性教諭(43)が、担任する1年生の男子児童の胸に「うそつき」と書いた張り紙をしたり、頭をたたいたりする体罰を加えていたことが24日、わかった。

毎日新聞

職場のいじめ昨年度27%増 相談6千件 厚生労働省まとめ

厚生労働省は、全国の労働局で実施している総合労働相談の件数や内容を公表した。07年度の職場でのいじめに関する相談が前年度に比べて約6000件(約27%)も増えたのが特徴だ。労組や弁護士グループの労働相談でもいじめ相談はここ数年増加しており、職場でのいじめが深く広がっていることをうかがわせた。

日経新聞

過労自殺81人、過去最悪・07年度労災認定、厚労省まとめ

過労や職場のストレスが原因でうつ病などの精神疾患にかかり自殺した(未遂を含む)として、2007年度に労災認定された人が前年度を15人上回る81人と、2年連続で過去最悪だったことが23日、厚生労働省のまとめで分かった。自殺を含む精神疾患の認定者は268人で前年度比3割増。厚労省は「長時間労働に加え、仕事の重圧なども精神疾患の原因になる」として労働環境の改善を求めている

東京新聞は日経と同じ過労自殺を取り上げていた。どの新聞内容も世の中の歯車が狂っているのに気付かないようだ。このままだと恐ろしい事になる。どんな方法でも、舵を修正しなければならない。舵とは道徳である。「道徳教育」大きく叫ばれてきているが、家庭・学校・地域が一体になって、取り組まねばならない問題だ。

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