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2008年5月12日 (月)

ミャンマーのサイクロン

Tombi061毎日新聞  不明22万人、死者6万~10万人とミャンマー当局と大分違うようだ。                                                    

ミャンマーを直撃したサイクロン「ナルギス」の被害について、国連人道問題調整事務所は11日、「行方不明者は22万人に上る」との推計を発表した。死者数は6万3000~10万人、救援が必要な被災者は122万~192万人と推計している。70年に最大55万人が死亡したとされるバングラデシュでの被害に次いで、20世紀以降では過去最悪級のサイクロン被害となる可能性も出てきた。

国連は、被災地入りしている現地スタッフの情報などを基に、死者、不明者数を推計している。ミャンマー軍事政権は同日、国営テレビを通じて、死者2万8458人、不明者3万3416人と発表。国連の推計と大きな食い違いを示している。

私も子供のころ、台風の恐ろしさを経験したことがあるが、泥水が家の中に入り畳を上げて様子を見ているといわゆる床上浸水である。泥水に混じって木の葉やゴミなどが押し寄せて来る。隣の家の豚小屋が流され、豚が流されたと言う、暗闇のなかで、よく様子が分からない、情報が入らないので不安であった。そんな記憶がある。

ミャンマーの災害は尋常ではない。軍事政権でよく分からないが、何故外国の支援を受け入れないのか?一刻も早く救援をしないと、死者は増えるばかりと思うが、そして、二次被害というか、劣悪な環境で伝染病などが発生したり、怪我人の処置など急務だ。バングラデシュのような被害にならないように、人道上から、速やかに対応して欲しいものだ。

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