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2007年12月 8日 (土)

中村天風と言う人物

今日の名言

人間のすべての性質のなかで、嫉妬は一番みにくいもの、虚栄心は一番危険なものである。
心の中のこの二匹の蛇からのがれることは、素晴しくこころよいものである。

ヒルティ『眠られぬ夜のために』(第二部)

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中村天風なる人物は、一般の知名度は低いものの、松下幸之助、倉田主税(日立製作所元社長)、大仏次郎(作家)ロックフェラー3世ら、各界に信奉者をもつ思想家。

没後の今日も、彼の教えは全国の多くの経営者、政治家、学者らの精神的支柱となっていると言われている。

彼は、「人生に成功するための極意」として”積極的精神こそ幸福の源”と主張。

人生のすべてが、この積極的精神で決定されるのだ、とまで言い、平素から、

「できうる限り努めて、気分を明るく朗らかに、生き生きとして何事にも応接することを忘れないようにせよ」   と説いている。

一番大切なことは積極的な心と思い ~天風自身の言葉から

「人生は自分のこころが思考したとおりになる」以上、何が大切か。「こころをいつも積極的にし、思えば楽しい、愉快なことだけを心にいれろ」
ところが、「現代の知識人は、考えるべきじゃないことを考え、思うべきじゃないことを思って当たり前だとしているから、いつも心が弱っている」という。それはあたかも、「くもった鏡に、ものは完全に写らない」「酸いも甘いもかみわけているはずの年配者の方が悟りがおそい、余計なこだわりが多くあるためだ」「体によいからとソバを注文して、できるのが遅いと怒りながら食っている奴がいる」「口から入れる栄養物ばかり気にしているが、心へは毒物を平気で入れているね」

「あなたがた、放っておくとすぐ消極的なものを心にいれてしまう」「こころは感じてから思って考える。だからマイナスのことを感じても思わないこと」
「いやだ、おもしろくないと感じたら笑ってしまえ」
とくに言葉は、こころに感じさせるだけでなく思い考えさせることになるから、「消極的な言葉は一切口にしてはいけないよ」
「具合がわるい時に具合がわるいと言ったら治るかい」「暑いなあ、やりきれないなあじゃなく、暑いなあ、より元気がでるなと言いなさい」
「困った弱った情けない悲しい腹が立つ寂しいという消極的な言葉は絶対に口にしない」
 

ところが我々はデキてないからすぐ消極的なことを言ってしまう。そのときは、「いけねえ、つい口にしちゃったが、今までの自分なら知らなかったから、それがどうした、腹が立ったから腹が立つと口にして何が悪いと思ったが、今は違うぞ。腹が立つと言ったことは間違い、取り消す、と言うんだよ」

消極的な言葉を口にしないようにするには「できるだけ積極的な人と交わりなさい」
 集まると他人の悪口を言って楽しむようなところには顔をださないことだ。「習いは性。よいことを本性になるまでまねしなさい」

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