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2007年12月 5日 (水)

ボランテアと住民の暮らし

今日の名言

君知らずや、人は魚の如し、暗らきに棲(す)み、暗らきに迷ふて、寒むく、食少なく世を送る者なり。

『北村透谷選集』

Odaiba971

ボランテアの活動と住民の暮らし

年末重大事故防止対策に国道の交差点で夕方4時から5時まで、交差点で立つ。いわゆる毎年行っている歳末の交通安全運動である。12月/1~12/7まで実施と言うことで、年末のあわただしい時期を向かえ交通安全協会の呼びかけだ。

昨日は、前日と違って、とても寒く風も強く、きつかった。そんな中で町行くのある老人が声をかけてくれた。「寒いのにご苦労さん」「有難う」の一言でやる気を出し1時間頑張れた。

ボランテアは、人間社会では必要である。行政頼みでは自分達の思う通りの生活は出来ない。みんなで協力し、よりよい生活環境を作っていくことだと思う。ひとり一人が出来ることをしていけばいいのである。

しかし最近、社会奉仕無関心の人間が多くなったように見受けられる。例えば交通指導員の人数が足りない、何とか協力いただけないかと、呼びかけているが中々思うようにはいかない。地域に住んでいるには、それ相応の負担は仕方がないと思うが、月200円の町会費の支払いも協力もままならない。隣組のコミニケーションを諮る意味の総会にも出席しない。等がある。

自体活動は地域の活性化、安全・安心は地域住民のお互いの理解で出来るのだあって行政だけでは保障はない。

ただ税金を払っているのだからいいのではと言う答えが返ってくるのであるが、ここにも、道徳教育の不備・モラルの低落が問題となってくる。心の冷たい人間が多くなってきたように思えるのは私だけではないだろう。

優しさと、暖かさ・明るい街づくりには、まず一声運動である。町行く人に挨拶をするようにしていくことが、暮らしていくには大事である。

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