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2007年10月27日 (土)

ベネズエラという国

今日の名言

あなたがたの実力以上に有徳であろうとするな! できそうもないことをおのれに要求するな!

ニーチェ『ツァラトゥストラはこう言った』(下)

Hiroshima101

東京新聞の筆洗いで、このように記してあった。NHKのBS2で放映されたドキ東京新聞の筆洗いで、このように記してあった。「ュメンタリー『オーケストラは人をつくる』を見た。ベネズエラの貧困層の少年少女二十五万人が参加するユース・オーケストラ運動から、二十六歳の天才指揮者グスターボ・ドゥダメルがみごと巣立った。

ベルリンフィルハーモニックオーケストラには最年少コントラバス奏者を供給しており、運動は中南米諸国に広がっている。ドイツで開かれたバーンスタイン作曲『ウエストサイド物語』のユース演奏会は感動した。体育館の群舞の場面で、舞台の少年奏者たちが演奏しながら踊りだのは、米国が失った貧しい移民たちの初心を見た思いがした。

ベネズエラにはアメリカへの愛憎半ばする因縁を感じる。ともにヨーロッパ移民とその子孫が、新大陸に自由と富を求めた国。昨年の国連総会ではチャベス大統領がブッシュ大統領を「悪魔」呼ばわりして物議を醸した。格差社会の米国に対し、豊富な石油資源で得た国富を、貧者に再配分する“チャベス社会革命”への評価は高い。

ベネズエラのウインターリーグで、野茂英雄投手(39)が現役復帰したところだ。ヤンキースのアブレイユ選手、ツインズのサンタナ投手らを輩出した実力リーグ。日本人の本格的なメジャー入りに道を開いた功労者でもある。」

野茂英雄のホームページで、「25日、ベネズエラリーグで2度目の先発し。結果は打者6人を相手に3分の1回を投げて4安打1四球で4失点。残念ながら初回でノックアウトとなった。チームもそのまま6-2で敗退する。」

日本から、遠い国べネズエラという国は、良く分らくて馴染みがない。石油産油国とは知っているくらいである。最近情勢は、原油高に乗じて、外交も強気な面が目立つという。どうも、アメリカのブッシュ大統領の政策には、批判的だ。

外務省のホームページでは、「チャベス大統領の対米批判は激化し、国際場裡において米国及びブッシュ大統領を名指しで非難するなど舌戦を展開している。他方、経済面においては、ベネズエラの全世界向け原油輸出の約40%が米国向けとなっており、石油を中心とする両国の経済関係は依然密接である。」

G101_2

Bolivarian Republic of Venezuela

中南米(人口26.6百万人)で日本の約2.4倍の面積を持つ国。

首都はカラカス(386万人)

主産業 鉱業(石油、鉄鉱、ボーキサイト)、石油化学、製鉄、アルミ製錬

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