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2007年10月18日 (木)

巧遅は拙速に如かず

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雨は金持の上にも降れば、貧乏人の上にも降る。善人の上にも降れば、悪人の上にも降る。とはいえ、雨はけっして公平とはいえぬ。もともとが不公平な世の中の上に降るからだ。
老舎『駱駝祥子
巧遅は拙速に如かず。

読み】 こうちはせっそくにしかず
【意味】 上手(じょうず)で遅(おそ)いよりは、下手(へた)くそでも速(はや)いほうがよい、ということ。巧(たく)みで遅いことは、拙(つたな)くて速いことに及(およ)ばない、ということから。

【出典】 孫子(そんし)作戦篇

自分で自分の性格を評価するのはどうかと思うが、そっそかしい性格で慌ててしまい、早くできるのだが、その成果は満足できないもので、もう一度やり直す、  場合によっては何度もといった具合で、むしろゆっくりやっても、成果がよければ良いんだと、ゆっくりしなければいけないなあ・・・といつも反省している。

形は良いが内容が拙い。なんてしょっちゅうで、人に批判される。批判されれば気分が悪い。自分でもあきれてしまう程の性格だなあ・・・と反省する人生だ。情けない。

ところで、兵庫県で小学生が家の玄関の前で刺され亡くなるという痛ましい事件が起きた。近隣の人々にも、また、日本中子供を持つご家庭・いや全国民にとっても大きなショックである。犯人逮捕は、日本の警察の威信に賭けて一日でも早い逮捕が望まれる。

何の罪もないあどけない子供を殺すとは・・・絶対に許せない。悔しい!

自分も小学生の四人孫を持つ者で、遺族の悲しみは痛いほど分る。

いま小学生の四人に一人は人間は死んでも生き返るとの認識だという。そんな人間がそのまま大人になってしまった犯人なのか?それとも、捕まえてみると、何かむしゃくしゃしていたからとの訳の分らぬ事をいう。  こう言う人間がいてしまうと言う事は・・・

大りーグのイチローや松井の活躍が毎日のようにニュースで流れる、一方ではイラクでのおさまることのない内戦や世界各地で頻発するテロによる爆死の報道も毎日のようにある。そこには紛れもなく人の死がある、子供や市民が犠牲になっている。

おびただしい血が流れ、その件数は増え続けているのである。テレビで流されているこれらを伝えるニュースもすっかり日常化してしまうと、子供たちに与える影響として、内戦やテロの事件の生々しい現場から伝えられる報道であっても、、悲惨さや、哀れみの思いをよせる同情の気持ちが薄らいで、大リーグのゲームを見るのと同じ感覚で受け取っている子供もいれば、気の毒な死に方をした人こそ生まれ変わることができると信じてしまう子供もいるだろう。

あたかもゲームでリセットボタンを押せば、何でもなかったかのように新たにゲームが再開される、人の命も、生き物の命もゲームとたいして変わりがないと思っている子供がいるとすれば恐ろしいことだ。

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