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2007年2月18日 (日)

「介護放棄」「悲劇の背後にある家族の崩壊」

家族の崩壊は、年寄りがいる家庭を脅かしている。今朝の読売新聞の社説に、現実の厳しさの例をとって紹介している。今、日本では核家族が進み年寄り夫婦の暮らしが、多くなた。子供達は、結婚し子育てで手一杯でとても親の面倒など出来ない。

確かに、自分達の生活で余裕の無いの分る。しかし、親との同居すれば経済的にも余裕が出来るが。社会風土、個人主義、精神的安堵感の欲求、安価教育、等の風潮の変革?で、極端な見方だが、「親の面倒は見たくない、まして要介護となれば早くどうにかなって欲しい」と言うのが実感だと思う。

親は親で、「子供に財産を残したくない。どうせ面倒など見てくれる訳が無い」という。いずれにしても、そう言う考えでいるのだから、家族の崩壊は子供が結婚したら始まりだ。

やがて、以下読売新聞の社説の通りとなる。

「介護放棄」「悲劇の背後にある家族の崩壊」=介護放棄のよる家庭での悲惨な事件が相次ぐ。その原因や背景を究明し、未然防止策を考え無ければならない。

広島市の寝たきりの60歳男性が、衰弱し、妻と、息子二人が、先月、殺人容疑で逮捕された。大阪市でも、寝たきりの61歳の女性が死亡、夫と長男、長女の三人が保護責任遺棄致死の疑いで書類送検された。難病で療養中だった60さいの夫を餓死させたとして、妻が逮捕される事件も起きた。

いずれも、「老老介護」で、追い詰められた末と言った例とは事情が異なる。生活はそれほど困窮していた訳でもない。調べに対し、当事者等は、「介護が面倒だった」などの共述をしている。まさに家族の崩壊が生んだ事件だ。

広島の男性は、病気の治療や、十分な食事も与えれれず、発見時、体重32キロまでやせ細っていた。そのまま放置すれば死に至るかも知れないと思いつつ、介護をない。「未必の故意」による。異例の殺人容疑もそうした事情のためだろう。

三つの事件とも、家族が、公的サービスを利用しなかった。

広島の男性は脳出血の後遺症から、要介護3に認定されていた。だが、福祉施設のデイサービスを打ち切った。施設への入所も可能だったが、市には相談しなかったと言う。

大阪の二つの事件では、介護認定されるのは、確実だったのに申請すらしなかった。家庭が地域から孤立して、密室じょうたいにあり、行政との接点も欠いていた事が一因、と見られている。

いずれも、極端には違いない。だが、介護放棄死につながる“芽”は全国的に広がっている。2003年度厚生労働省が行った家庭内の高齢者虐待の全国調査によると虐待された1990人の半数以上が介護放棄の経験し、1割以上が生命に関わる状態だった。

昨年4月施行の改正介護保険法で虐待防止や、早期発見を市町村の義務とした。同時施行の高齢者虐待防止法では、虐待発見者に通報を義務付け、市町村に家庭への立ち入り調査件を与えた。

児童虐待と同様、それを発見するのは簡単ではない。事件の予兆を早く察知するための体性づくりが肝要だ。

埼玉県和光市は、65歳以上の市民全員に健康状態などの質問票を郵送し回答の無い家庭は、民生委員が訪問ちょうさしている。神奈川県横須賀市は、高齢者虐待防止センターを設けて専門の健康師を配置し相談を受け付けている。

行政が民生委員や町内会、警察などとネットワークを作り、問題家庭に手を差し伸べていなくてはなるまい。

今年寄りの、将来不安と思われる3Kがある。いわゆる「お金・健康・家族」政治家よ“考えてよ”・・・

しかし、これでは抜本的な解決策の方策は打ち出していない。ただ問題提起したに過ぎない。誰氏も通ら無ければならない道なのだ。将来の不安を、皆で考えて政策的に見つけだす事が必要である。

具体的には、老人医療つき集合住宅や、地域のヘルスサポートの充実、独居老人宅の見回り隊の充実、地域医療、生活用品の簡易購入、 地域の越え掛け運動の徹底等があると思う。

今日は午前中昨夜からの雨が残った。初めての東京マラソンは、雨の中のレースだった。31,400人がずぶ濡れとなって、走った。午前中に、久しぶりに、キンピラをこしらえてみた。午後はパソコン弄りをして過ごす。午後から雨が上がって太陽が出てきた。

そして、3時15分三ツ星まで歩いて買い物をしてくる。

     春の雨   軟らかくなる   木の芽かな

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