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2006年9月19日 (火)

敬老の日(長寿社会)

敬老日「長寿社会」

今日敬老の日に思う。いま日本では、100歳を越えるお年寄りは28、000人に上る。 一世紀以上を生きてきた先輩たちに、改めて敬意を表し長寿をお祝いしたい。高齢者名簿が始めて公表された1963年100歳以上は、わずか153人だった。将来2025年16万人、50年後は、51万人と予測されている。長寿が、多くなるのは、喜ぶべきだが、問題は、現在、そして未来の日本が「長寿は幸福」と言い切れる社会かどうかであろう。昨年(2006年)の国勢調査では、405万人高齢者の一人暮らしている。5年前より105万も増加した。家族の有様が、教則に変化し、高齢化と単身化が、同時に進行している。これまでは、高齢者の多くは家族や、地域で、見守ってきた。しかし、大家族は減り近所の付き合いは、希薄になりつつある今、その役目を補完する仕組みを整える事が必要だ。とりわけ、重要なのは、認知症対策である。現在認知症のお年寄りは、170万人と推定される。独り暮らしで、症状を自覚していないケースが、少なくない。 

自分達夫婦も、高齢者の仲間入りした。暗闇の将来にどうしたらいいにか、不安は、一年一年増すばかりである。3Kと、言われている経済、健康、家族構成の不安は、社会構造と経済成長に歯車が完全にかみ合わないまま、時が過ぎた感じで、物心の不満が表れてきているのは、今まで色々の形で活躍され社会を創ってきた、お年寄りだけの責任ではないだろうと思う。若い人も、必ず通る道を身近の問題として真剣に考える事が必要だ。

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