九訓・九徳(放言より)
1、人の好まれる「九訓」を
① 見え透くようなおべっかを言うな。
② 柄にもにも無い偉そうなダボラをふくな。
③ 突き刺すような皮肉毒舌を飛ばすな。
④ 知恵を鼻先にぶら下げて知ったかぶりをするな。
⑤ これ見よがしになりふり着るな。
⑥ 浮かない時も苦り切った顔をするな。
⑦ 煮えたか煮えきらぬの返事をするな。
⑧ 慶弔より心配事に余計に同情する心もちを持て。
⑨ 右と言えば左というねじけ心をカラリと捨てろ。
2、 衿を正して「九徳」を
① 寛にして栗(寛大で、しまりがある)
② 柔にして立て(柔和だが、事が処理する)
③ 愿(つつしむ)にして恭(真面目だが、つけんどんでない)
④ 乱にして敬(事を治める能力があるが、慎み深い)
⑤ 擾(わずわしい)にして毅(大人しいが、内が強い)
⑥ 直にして温(正直・率直だが、温和)
⑦ 簡にして廉(大まかだが、確りしている)
⑧ 剛にして塞(剛健だが、内も充実している)
⑨ 彊(つよい)にして義(強勇だが、ただしい)
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