理性と感情のバランス
人間は、感情の動物で、理性が人間社会を構成、人間社会が成り立つのです。
「理性と感情のバランス」
人間には、「理性」と「感情」という、2つの心の働き(力)があります。
理性は物事を理論的に考えたり判断する力で、感情は物事を喜怒哀楽として感覚的に感じ取る力です。
そして、この理性と感情は心の中に同時に存在していて、その人の置かれた環境や心の状態、また、対象となる物事と内容によって、理性が優先されたり感情が優先されたりします。
一般的には、理性的である方が感情的であるよりも、「より人間的である」、すなわち、「人間として上位に位置付けられる」と思われているようです。
しかし、目標達成ということから見ると、その場面場面によって理性と感情の「役割」が違うのです。
「理性的に考えて、感情的に行動する」、これが目標を達成する上での大切な考え方と思います。そして、人は、この2つの心の働きを同時に持っているので、そのバランスをコントロールすることが大切です。
一般的には、若いときには感情が強く、そして、年齢を重ねるにつれて感情を押さえることが上手になるようです。しかし、対象によって、「ある時は理性が優先し、ある時は感情を爆発させる」というような、理性と感情のコントロールを是非ともマスターしたいものです。
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