怒ったら負け
人間、怒っている時は正常な思考回路が作動せずして、間違った判断を下してしまいます。
今の世の中、腹の立つことは一つや二つではない。しかし、絶対に怒ってはいけない。人間、何事も先に怒ってしまう方が“負け”なのです。
「どんな状況であっても、怒ったら負け」
今、私たちの身の回りで「怒る人」がふえているように思います。しかも、その「怒る人」が若者よりも中高年者に多いようなのも気になります。
激しく変わって行く世間が気にくわない、自分が大切にされていないという思いが、ちょっとした機会に吹き出るのでしょうが、これも自分を守人ろうとする自我の意識の表れにすぎません。
しかし、いちど怒りを爆発させると、自分を抑えられなくなって、怒りはますます強くなり、心は怒りで一杯になって身も心も消耗させてしまいます。怒りは、まさに私たちにとって猛毒なのです。
この「毒」は怒りの対象となった人にも及んで、心をかき乱して深いダメージを与えます。怒ることのメリットは何もない。相手が怒っても、自分は怒らない。「怒ったら負けだ」という心構えを持っていくことです。
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