人間の価値
『人間の価値はお金や学歴ではなく、どれだけ人に価値を与えたかで決まる』
人間の価値は、大きい小さいは別にして、どれだけ周りの人を幸せにできるか・・・周りに不幸をもたらす人がいたとしたら、その人は価値が低い人です。人間の価値は哲学でも、仏教でもその他宗教で測ろうとしても難しい・・・何故なら、どこにでも、善い人・悪い人がいるからです。
人間の価値は頭がいいから、学歴があるからというのも関係ありません。高学歴でもくだらないことばかり考えて、人に害する人もいるからです。
仏の様になる必要ありませんが、人はどんな時も、自分のことだけを考えるのではなく、周りの人に対し慈しみの気持ちや優しい気持ちが持てたとしたら、その人は価値が高い人だと私は考えます。
自己中心的な人は人間の価値は低い
現代は、自己中心的な人が多くなっています。「人様」に迷惑をかけない、とか「人の道」に生きると言った概念はまるでなくなって死んでしまったかのようです。
その自己中心性はどこからくかですが、十分な愛情や保護が不足したまま、大人になった人々のことが多いことだと思います。人格障害に象徴される、まるで子供のように振る舞う大人が増えているというのが、ここ10年程の精神科医の体感だそうです。
子供時代を引きずる人々は、自分を大切にする能力である「自己愛」に問題があり、自己中心的になり、他人と信頼関係を築くのが困難になるのです。
気持ちを切り替える
その人が出来ないことを責めても、結果は変わりません。それなら寛大な心で許した方が自分だって楽なはずです。できない部分は補えばよいのです。
足りない部分は、その分自分が動けばよいのです。そうやって優しい心を持って接すれば、おのずと悪い心が消え去り、穏やかな気持ちで日々過ごせるようになると思います。
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