子供たちの公園での遊び方で思う
私は、ボランティアで、地域内のゴミ拾いを行なっています。
「これは酷い」公共の場公園の汚し方は・・・尋常ではないのです。ゴミは捨て放題で公園は、まるで「ゴミ畑の様」で・・・正直ビックリです。いつも思うのですが、公園は、お年寄りから小さいお子さんまで、市民のみんなが使う、いわゆる公共の場所です。
「公共のモラルの育成」
このままではいけない、危機感さえを覚えるのです。家庭の躾・教育のあり方・地域の見守り指導など、大きな問題と思います。昔から、子供は「家庭・学校・地域の目で育つ」といわれています。私も「何としなければ」と思っています。
モラルの低下の原因は?・・・以下2010年の文科省
社会全体のモラルの低下を問い直そう「新しい時代を拓く心を育てるために」-次世代を育てる心を失う危機-(中央教育審議会(中間報告))です。
子どもたちに豊かな人間性がはぐくまれるためには、大人社会全体のモラルの低下を問い直す必要がある。我々は、特に、次のような風潮が、子どもたちに大きな影響を及ぼしていると考える。
1)社会全体や他人のことを考えず、専ら個人の利害得失を優先すること
2)他者への責任転嫁など、責任感が欠如していること
3)モノ・カネ等の物質的な価値や快楽を優先すること
4)夢や目標の実現に向けた努力、特に社会をよりよくしていこうとする真摯な努力を軽視すること
5)ゆとりの大切さを忘れ、専ら利便性や効率性を重視すること
このような大人社会全体のモラルの低下を背景に、新しい時代への夢を語り、未来を切り拓く大切さを伝えようとしない大人、子どもに伝えるべき価値に確信を持てない大人、しつけへの自信を喪失し、努力を避ける大人、子どもを育てることをわずらわしく感じる大人が増えている。
子どもの心を育てるべき大人社会が、こうした「次世代を育てる心を失う危機」に直面していることこそ、我が国の抱えている根本的な問題である。
今日、心の豊かさを求める機運が確実に広がってきている。今後、我々大人が率先してモラルの低下を是正し、よりよい社会を目指したひたむきな努力や勇気を大切にしていくことにより、この危機を乗り越えていこうではないか。
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