心の故郷を大切にしよう
多くの人が集まって社会(町)となっています。その一人ひとりの原点は、どこにあるのでしょうか・・・
生まれ育った故郷です。
幼少期を過ごした故郷を思い出してください。学校で多くを学び、今では社会人として立派に働いています。家族を持ったり子供を持ったりする人もいるでしょう。生まれ育った故郷のおかげです。故郷が土台になり、あなたを陰で支えている存在です。
故郷こそ、あなたの原点なのです。
故郷とは、不思議な存在です。どれだけ大人になっても、ほっと落ち着ける場所です。どれだけ遠くに離れていても、心の奥で結ばれています。どれだけ時間が経っても、忘れられない存在です。
故郷を大切にする心を子供たちに、しっかりつなげてほしいのです。自分の生まれ育った故郷全体に対して、心の中で感謝してほしいのです。
心の故郷を思う時、私は純粋な心を思います。純粋な心とは、子ども心のことです。子ども心は、あるがままの心、つまり心そのもののことです。
これが歳を経ていくごとに次第に純粋さが日常の些事によって曇っていきます。曇ってしまえば、自分の純粋性も分からなくなり魂が何を望んでいたかもわからなくなってしまいます。
人生にはあらゆる試練が待っています。辛いことも悲しいこともたくさんあります。どうもがいても駄目な時、優しく声をかけてくれる人、だまって温かく見守りながら寄り添ってくれる人、本気で叱ってくれる人が傍にいたら、どんなに救われるか知れません。
故郷は、心の拠りどころです。
大人も子どもも心の拠り所とするものは、どんな時でも自分をしっかり受け止めてくれる人がいる、場所ではないでしょうか。愛と温もりに満ちた場所には、心の拠りどころとなるのです。それが故郷なのです。だから大事にしたいです。
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