人の承認欲求のこと
「承認欲求」
誰かに「認めてほしい」、「ほめられたい」、「賞賛されたい」といった想いです。
承認欲求は誰でもあります。
例えば小さい子供から、親や家族に自分の存在を認めてもらいたいと感じます。人間は、「自分のことを他人に理解してもらいたい・大切に扱われたいと感じる「生き物」です。
人間は誰でも、何かを欲している・・・それは他人に理解されることであり、他人に認めらることです。理解され認められれば、その心豊かな自覚を梃子(てこ)として、誰もが自信がつき、勇躍し励むことができます。
それによって、社会の人々に活力が増進し、誰もがその恵みにあずかることができます。この場合、世間とは具体的に自分に指示を与える人であり働きをともにする仲間です。
この人たちから黙殺または軽悔されるのは死ぬより辛い・・・逆に自分が周囲から認められているという手応えを得たときの喜びは何事にも替え難いものです。
自分の周りにいる人たちを思い浮かべた時、「めんどくさい人」「できるなら避けたい人」として思い浮かんでしまうのが、承認欲求が強すぎてしまう人たちです。
「喜怒哀楽が激しく、負けず嫌いで嫉妬深い」・・・人
こう並べてしまうと悲しいほど、大人になり切れない子供っぽさがありますが、すべては『認めてもらいたい』という、たった一つの満たされない気持ちからきていることがわかります。
認めてもらうことを切望する理由は、他人に認めてもらうことでしか『自分』存在価値を認める方法がないからです。
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