ゴミ拾いをして・・・
3年前のこと、いつものように、湯殿川の河川管理通路のゴミ拾いをしていいたときのこと・・・
「どうしてゴミを拾っているのですか?」
失礼ながらお役所の清掃員ではなさそうだし・・・と、中年のご婦人に声をかけられました。
「いやー好きだからです。」「ただ、拾いたいから拾っているんですよ。」
ご婦人は、頭を横にして通り過ぎていきました。
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人は、何か自分にとって得することがないと、普通は行動に移さないものです。
「ゴミ拾いをすると、得することがあるんです。」
得って何ですか?
ごみを拾った人だけがわかるんです。
答えは、「ゴミを1つ拾う者は、大切な何かを1つ拾っている」のです。
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『人が捨てた“運”を拾っているんです』
MLBの大谷選手は、グラウンドに落ちているゴミを見つけたら、必ず拾うようにしているそうです。
その行為は、野球をやったことのある人なら分かりますが、そのゴミによってボールのバウンドが変わってしまうことがあり、ボールのバウンドが変わってしまうとエラーをする確率が高くなるという理由からでしょう。
しかし、彼はそれ以外のことも感じているかもしれません。野球というスポーツは、少なからず“運”にも左右されてしまうスポーツですからね。。。少しでも“運”を引き寄せようと、ゴミを拾っているかもしれません。
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