80歳を過ぎても今が幸せ
八十歳を過ぎると一日一日の過ごし方がかなりつらくなります。
人にはなかなか言えないけど・・・食事、排せつ、睡眠すべてに、健康を保つ努力が必要になります。耳も遠く・目も疎くなり…事故を起こす前にと…自ら…自動車免許も返納しました。
季節の移り変り…鳥やセミが鳴く声・秋に鳴く虫の声…は昔ほど鋭敏に感じ取れない。
何とか今日という日を無事に越え…明日を迎えて、またその日を越えて…長生きはいいね・・・とはとても単純には言い切れない。
人は生まれてきただけで…存在しているだけで…価値があります。
自分の行きたいところに行けること…ご飯が食べられること…「明日がある」と思えること…。それらはいずれも、当たり前のように見えて、実は奇跡のように幸せなことなのです。
そして、人には「生きる支え」となっているものが必ずあります。それは家族であったり、燐り近所の方だったりかも知れません。私たちはふだんこうしたことを、あまり意識せずに過ごしています。
人生の最後が近づいたとき、初めて自分自身や人生、日常、周りの人たちのかけがえのなさに気づく人もいるでしょう。
でも、もし、元気に生きている間に「今日が人生最後の日だったら」と考え、自分にとって大切なものを知ることができれば、人生のとらえ方、生き方が少しずつ変わっていくと思うのです。
私は今のところ、大きな病気もなく、毎日・毎日を生きています、何時までに、絶対しなければいけないものもありません。
生きる目標も、特に持たずの毎日ですが、少しでも地域の人たちが、気持ちよく過ごせるように、まちの清掃活動をしています。それが出来ることが、幸せであり、生きがいかも知れません。ですから80歳を過ぎて今が幸せです。
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