どう過ごすか遊行期
人の一生を4つの大きな括りに分けした考え方
古代インドでは人生の過ごし方のれっきとした法則。
① 学生期(がくしょうき)・・・0歳~25歳 誕生して人間としての生きる知恵をつけるための学びの時期。
② 家住期(かじゅうき)・・・ 25歳~50歳 社会人として伴侶を得て家庭を作り、仕事に励む時期。
③ 林住期(りんじゅうき)・・・ 50歳~75歳 仕事や家庭から卒業し林に庵を構えて、自らの来し方行く末を深く瞑想する時期。
④ 遊行期(ゆぎょうき)75歳~100歳 林(庵)から出て思うままに遊行して人に道を説き、耳を傾け、人生の知恵を人々に授ける時期。
遊行期(75歳以上の人口は平成29年・・・17,482千人(13.8㌫)です。これから少子高齢化すすみ、ますます増える予想されます。
◎ どう過ごすか遊行期
遊行期・・・人間は大きな変化は好まず、同じ生活パターンや同じ事を続ける傾向があります。同じ事の繰り返しは楽で、安心できると言うメリットがあります。しかし、延々と同じ事の繰り返しは人生の無駄な行為であり、光陰矢の如しで無駄に貴重な人生の時間を費やしていると考えられます。
ある年齢に達すると生き方や、人生の考え方が固定して、変更する事が出来ない人が大勢います。しかし、臨終の死ぬ間際になって気付いても手遅れとなります。心身の健康な時に気づいて、魂の修行を続ける事を是とし、安楽に心穏やかに日々を過ごせれば幸せと思います。
自然の摂理に従うしかないこと
何時までも、健康でいられればいいが、いつどうなるか分かりません。願わくば周りの人に迷惑をかけないで、終末期を迎えたいと思います。そして感謝の心を忘れないことです。
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