上手に生き続けたい
血縁や仕事の縁だけでなく、好きなものとの縁も大事…外に出て人と積極的にコミュニケーションをとる…ことは、脳を元気にするだけでなく、孤独・不安も解消します。
これからの時代で重要なのは、知的好奇心で結ばれる縁、『知縁』です。
自分の興味のあることに関わる縁を大事にしていこうという考えです。同居相手がいなくても、仕事や趣味の仲間がいれば、孤独感はかなり解消されるのではないでしょうか。
釣り仲間でも、音楽仲間でもいい。また、好きなことは趣味でなくてもいいのです。
年をとってできなくなるものより、できることに目を向ける とはいえ、お金もかかるし、趣味が特につくれないという人も多いものです。
そんな人はどうやって「好きなもの」を見つければいいのかというと…意外と自分のことは自分ではわからないから、そんなときは家族や身近な人に聞いてみてもいいです。
ファッションにこだわりがあるとか、いつもまめに連絡をするとか、自分が気づかないよさをきっと教えてくれるはずです。
それを外の仲間との関係性に活かせばいいと思います。まめに連絡をとる人ならボランティアを始めてみたり…できることはたくさんあります。
「生き続けること」
「アンチエイジング」という言葉が流行り、若返りという意味で使われていますが、それは間違いです。エイジングとはエイジで年を重ね続けること。つまり、生き続けることです。
それをアンチと否定するのは、生き続けることの否定になってしまいます。そうではなく、年を重ねるごとに何かを学び、成長していく生き方です。
それがスマート・エイジング…人が年を取ることに賢く対処し、個人・社会が知的に成熟することです。
年をとることを、まるで社会的価値が下がるように思う方もいるようですが、それは違います。
年齢を重ねるごとに人間として成長し、その結果、以前よりも知的に成熟した賢い生き方ができると思います。そんな生き方をぜひ実践して生きたいものです。
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