老いることの問題
「生・老・病・死」は生物の法則です。
人間も年と共に老化して行きますが、“老いること”の問題で悩んでいます。
介護が必要になったらどうしたい?
厚労省の意識調査(平成24年度健康に関する意識調査)
介護が必要な状態になったとき、どこでどんな介護を受けたいか、という問いに関しては、男女で意識に大きな差があることに注目です。
男性で最も多かったのは、① 自宅で家族に頼らず生活できるような介護サービスを受けて暮らしたいと考えている人で31%。② その次に多かったのが、自宅で家族に介護してほしいと考える人で24%でした。私は、子供たちは離れて暮らしていているので、① です。
一方女性の答えはというと、家族に頼らず介護サービスを受けながら自宅で生活していきたいと考えている人は43%で、男性の約1.3倍に。さらに、家族に介護してほしいと思っている人は13.9%と、男性の半分近くに激減しました。
女性のほうが家族に介護されることに抵抗があるようです。これには羞恥心の問題や、自分自身が介護の経験があって苦労を知っているからなど、いろいろな理由が考えられそうです。
ただ、男女ともに自宅への愛着には変わりがない一方で、介護が必要になったら高齢者向けの施設や医療機関に移って介護を受けたいと考える人も、全体で25%と決して少なくはありません。
自宅で過ごしたいけれど、家族に迷惑はかけたくない・・・そんな揺れ動く気持ちが感じられるアンケート結果ではないでしょうか・・・(ということです。)
私たち家族は、ご他聞に漏れず、核家族で暮らしています。持ち家を、親たちの老化で、二世帯住宅に改修しても、色々な理由で、子ども達家族は離れて暮す・・・結局二世帯住宅に老夫婦(独り)暮らしになって、子ども達の離婚…寂しい親子関係になっている人も知っています。
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