歳を取るということ
超高齢化の時代・・・私もその仲間入りしたのですが、上手に歳をとりたいものです。
世間では、「余生をどう生きる?」なんて考えている人もいるようですが・・・
人間には余った人生、余計ものの人生などある筈がありません。仮にそんなことを口走っても本心でそう思う人は少ないのではないでしょうか・・・
それもこれもあまりにも、鋳型にはめた潰しの効かない人間を、作り上げてしまった事に対する懺悔か罪滅ぼしのように思えてならないのです。
しかし、年寄りになると・・・肉体的・精神的に衰えは実感します。
この世は無常、常なるものはありません。しかし「歳は取りたくないものです」「歳をとることは嫌です」という言葉をよく聞きます。
いかに歳を取るかが大切です。歳を取るということはいろんなものを失っていきます。しかし歳を取ることにより気づく、目覚めて、得ることもあります。
70歳で気づくこと、80歳でわかることもあります。歳を取りいろんなものを失いますが、年を重ねることが喜びとなる人生を歩みたいものです。
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