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2017年7月21日 (金)

80歳からの生き方

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私は8月で80歳になります。

昨年(2016年)の厚生労働省の発表によると、日本人女性の「平均寿命」は87.05歳で世界一。男性の80.79歳は昨年の3位から4位になったものの、日本は長年、世界で名立たる長寿国として知られていいます。

しかし、数字だけの長寿が果たして幸福かというと、必ずしもそうではありません。問題は、いかに老化に対応し、長いあいだ健康でいられるかどうかです。

若い頃と違ってよろつくようになって、嫌でも老年を意識せざるを得なくななりました。昔は人生一毛作で、結婚して働いて子供を一人前にしてほっと一息付いた頃が六十歳、やがてお迎えが来てこの世をおさらばでした。

ところが人生八十年時代の現在は二毛作で、還暦で一丁上がりにはならなくなりました。それから三十年以上?は生き続けなければならず、嫌でも自分の老年と向き合い、如何に生きるかを考えなければならなくなったのです。

老いて行くのはほかならぬ自分自身であり、何もせず漫然と佇んでいるだけでは済まされされなません。

老いるということは、無謀な若い盛りの者にはない・・・思慮・見識、老年の自負とバランス感覚など、老いてこそ得られる貴重な知力があることを忘れないことです。

また体力の衰えについては、作今の過剰な健康ブーム、高齢者の体力維持願望などは、果たしてこれで良いのかと思うことがあります。年齢を言い訳にせず、病に立ち向かうが如く老いと戦わねばならない・・・まさに老年とは精神の戦場なのです。

肉体労働をすれば、疲れがたまりて重くなりますが、心は鍛えるほど軽くななるのです。社会貢献の意欲・好きな趣味・勉強・研究テーマがあるとすれば、暇に恵まれた老年ほど喜ばしいことはありません。

若い頃の欲望や政治的駆け引きなどから離れて、老後の自然との対話が如何に喜びを与えてくれるか知れません。

死の接近についてですが、若者の死は無理矢理に木からもぎ取られ、力ずくで奪われる感じですが・・・老年になれば成熟の果てに熟れた実が自分から落ちるように自然です。

死は長い航海を終え港に入るに舟に似ていて、まさに自然の摂理であり、自分は存分に豊かに生きてきたとの強い、自覚と自負がうかがえるのです。

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