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2017年4月27日 (木)

楽に生きられる世はありません

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徳川家康の遺訓に『人の一生は重荷を負いて遠き道を行くがごとし』・・・があります。

楽に生きられる世ではありません・・・あれば人のいない国です。

夏目漱石の「草枕」に・・・『智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。

どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。 人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。』

私達は、心のどこかで、この世界に理想郷があると信じています。争いや不安もなく、誰もが自己実現を果たすことができ、平等で理想的な、平和な社会、それが理想郷です。

ところが、残念ながら、私たちが生きている世界は生き抜くい場所であり、争いと欲望が渦巻く世界です。

つまりは、「理想郷とは程遠いのが現実の世界」なのです。だからこそ、私たちは理想郷を追い求めるのです。まるで、青い鳥を追い求める人々のように・・・理想を追うことに疲れたら、立ち止まって、現実の世界をじっと観察してみるといいでしょう。

そして、この世は生きにくい、住みにくい世界なのだということを受けいれることができれば、この世界は以前よりも住みやすい場所になっていることに気がつくでしょう。

現実を受け入れることで、幻想が消え失せ、現実を直視できるようになるのです。そして、現実の世界において、理想ではなく、最善の選択ができるようになります。

良いか悪いかは別にして、この世の中で図太く生きていけるのは、理想主義者ではなく、冷徹な現実主義者です。

世の中を生きづらく感じるなら、現実主義者から大いに学ぶことです。彼らに学び、人々、世界、その現実的な姿を、覚悟して受け入れることです。

「こうあるべきだ」という理想に固執するのも、それは1つの選択だが、理想によって首を締められないよう、現実の世界を受け入れたいものです。

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