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2016年11月 9日 (水)

年をとるということ

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年をとるって、こんなことなのか?初めての経験…今まで出来ていたことが、出来なくなったしまう。仕方がないことだと思いますが、何か寂しい気分になります。

誰でも若い健康な肉体のままでいたいと思うことです。

ほとんどの人間が年齢とともに身体にガタが来るし、物覚えも悪くなり、皮膚もシワやシミが目立ち始め、加齢臭や老人臭が漂い始め、体力的な衰えにより動きが鈍くなり、脳の回転も鈍くなるので機転が利かなくなります。

人間だれでも年を取ります。毎年一歳年齢が増えます。いわゆる加齢です。ところが加齢現象は毎年一歳年を取ることでは誰でもみな平等なのですが、加齢に伴う老化現象は年齢が増すごとにその差がはっきりしてくるものであることを誰もが同窓会などで体験します。

すなわち加齢と老化は異なるものであるということです。年を重ねると加齢は避けられませんが、老化は努力によっては避けることができるものになります。

では老化とはどのようなものでしょうか?

一説によれば、老化は「治療できる病気」と定義することもができます。

これには2つ意味があります。治療できるものであること、病気であることです。加齢はしてもいつまでも元気でいる人がいる一方で、老化の結果、動脈硬化や脳梗塞などを発症させる人もいます。老化はもはや病気として治療しなければいけないものという概念があるのです。

興味深い研究があります。見た目に老けている方の寿命はそうでない人より短いというものです。老けていると寿命が長くない!?見た目の老化はたんに、“見た目”だけで終わっているものではなく、実は寿命にも影響している可能性があるのです。

加齢とともに、全身で肉体の衰えは起こりますが、忘れてはいけないのは、実は、心にも老化現象はおこるという事です。

精神的老化です。やる気がわかない。などの気力の低下。精神不安定。気持ちが沈む。食欲がわかない、眠れないなどの症状として現れます。このような気持ちの老化は、肉体のように何歳からと言うものがなく、若い人でも、おこりうる現象です。

年相応は素晴らしいことです。

若い年代は、若さやういういしさ、肉体的な美しさが主ですが、年齢が高まるにつれて、その人自身の教養や人間的な美しさが生まれてくるものなのです。そして、気品(どことなく凜として上品な感じ)を持つことです。

せっかく年齢を重ねた風格の美しさがあるのに、肉体的年齢を若づくりにして補うかたがよくありますが、こういう人は、積み上げてきた自分の風格をご自分で低く見せているのだと思います。そのようなかたを拝見するたびにわたしは残念でなりません。

若くありたいという気持ち、いつも若い新鮮な気持ちを持つことは、素晴らしいことですが、若く見えるように装う、若づくりにするというのは、かえって虚飾の無理が出てたいていのかたには不自然に見えると思います。若く見せるのは装う外見ではなく、中身と思うのです。

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