« 地域活性化について | トップページ | 本当の幸せとは »

2016年10月16日 (日)

便利さの裏に負の遺産

にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ

Fj120829fj005b1

人間は自らの生活の豊かさや充実を求め続けています。しかしそれとは裏腹に、長い歴史の間に人類は負の遺産も蓄積し続けてきたことも事実です。

このことは多くの例を挙げなくても、地球の温暖化や環境汚染を挙げるだけで十分でしょう。これらを含めてすべての現象が、100%人類のなせる業ではないとしても、ほとんどそれに近い責任が人類の行為に帰すると言えます。

したがって、人類を特徴づける文化の創造は、生活の快適さや豊かさを目指す文化ではありますが、その反面には人類にとって厄介で、危険な面も孕んでいると言えます。

人類が追求してきたのは「便利さの文化」と呼ぶこともでき、同時にまた、近年は社会生活、産業、自然現象など様々な面における安全性の意識や対策が強調されるようになってきています。いわゆる「安全文化」です。

これは人類が便利さを追求してきた結果であり、「便利さの文化」とは「危険文化」であると言い換えることもできるでしょう。つまり人類が一貫して追求してきた「便利さの文化」には、常に安全性と危険性の二つの面が共存しているということです。

私は、作家五木寛之さんの「下山の思想」につながる想いです。

登頂したあとは、麓(ふもと)をめざして下山します。永遠に続く登山というものはありません。この下山こそが本当は登山のもっとも大事な局面です。

登山が山頂を征服する、挑戦する行為だとする考え方は、すでに変わりつつあるのではないでしょうか…そしていま、下山の方に登山よりもさらに大きな関心が深まる時代に入ったように思うのです。

 

|

« 地域活性化について | トップページ | 本当の幸せとは »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/69672/67964678

この記事へのトラックバック一覧です: 便利さの裏に負の遺産:

« 地域活性化について | トップページ | 本当の幸せとは »