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2016年1月19日 (火)

「徳」について…考える

08tubaki_takegaki11

子曰く…「仁者は必ず勇有り。
         勇者は必ずしも仁有らず。」
があります。

仁ある者は(その仁を勇敢に実行しようとして迷いが無いから)勇敢になる。しかし勇敢な者が必ずしも仁ある者とは限らない。(単に血気さかんなだけかもしれない)表面だけを見ていては、分からない。

「仁」…とは、徳の一つ…「徳」…とは、人間の持つ気質や能力に、社会性や道徳性が発揮されたものです。

「徳」を持つためには、奉仕の心や社会愛が必要です。それを得るにはたゆまぬ努力が必要でしょう。努力は克己心がないと続かないです。それを、続けて行けるかどうか?

良いことを言ったり、勇気あるようにみえる人が、必ずしも心の内に徳を持っているとは限らないということではありません。

政治家は、人前での演説の能力は必須と言えます。しかし残念ながら、世の中には詐欺師、ペテン師と言われるような口先ばかりの人がいます。

「勇気」…

普通の人が、恐怖、不安、躊躇、あるいは恥ずかしいなどと感じる事を恐れずに(自分の信念を貫き)向かっていく積極的で強い心意気のこと。

高齢者の方に電車の席を譲ったり、道で困っている障害者の方を助けたり、「おはようございます」と自分から挨拶するのも、りっぱな勇気と言えると思います。自分の優しい心の内から出てくる勇気は、真の仁のある勇気と言えるでしょう。

その人の真の人柄は、その人の日頃のちょっとした行動のなかに表れると思います。人前ではなく、その人が気を許したときに発する言葉や行動こそが、その人の真の姿だと考えるべきでしょう。口先だけの人は、その相手がいなくなると突然横柄な態度で行動したりするものです。

いずれにしても、他人のことはともかく自分自身は、一生懸命努力して徳や仁のある人間になり、心の内からでてくる誠の言葉でしゃべったり、勇気ある行動がとれるようになりたいものです。

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