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2011年1月 8日 (土)

孤族の国の福祉

05sikotuko31 家族と社会のかたちが変化は、生活の不安を増幅させている。3ーK[お金・健康・家族)]が尺度であるが、「安心」を保障するには社会保障(福祉)であろう。

「幸せ感」は、価値観にもよるが、生活保護生活者が160万人に上るという。日本の経済の発展と弱者の救済は難しい時代となってきているが、日本が生き残りをかけて真剣に考えなければならい。

今朝の朝日新聞の社説抜粋・・・昨秋に実施された国勢調査(私も調査員の一人)の速報値が、都道府県ごとに公表され始めた。目立つのは、世帯数の上昇だ。人口が減り続ける中で、一人暮らしが増えている現実を実感した。

単身世帯の数が、夫婦と子どもがいる世帯の数を上回って最も多い世帯類型になりふえているという。高齢者の一人暮らしが増えていることは、実際調査で回って驚いていたが、新たな変化は、50~60代の男性単身世帯の増加であるという。原因の一つは、未婚者の増加だ。すでに、50歳男性の6人に1人は一度も結婚をしたことがないという。

就職難で、安定した職業に就けず、結婚へと踏み切れないまま独り身を余儀なくされている若者が増えているのも現実だ。ちょっとした事故や病気で 生活の糧を失えばたちまち貧困に陥り、社会から孤立する。

家族に看病や介護を委ねることはそろそろ限界だ。女性が外で働く必要性は、今後ますます強まるだろう。同居する家族がいたとしても、「日中は担い手不在」になる確率は高まる。

社会保障の制度は単身世帯の増加で、見直しが必要となり、高齢者医療制度も、個人化の視点から再考すべき点は多い。個人をしっかり支えるための制度作りは、同時に地域社会の再建に向けた取り組みの強化も必要となってくる。

個人重視というと、ややもすれば「家族軽視」ととられがちで、価値観をめぐる対立に陥りやすい。だが、死別や離別で誰もが「孤族」になる時代を迎えている。現実を共有し、対策を実行に移すときだ。

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