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2009年11月 8日 (日)

一所懸命ということ・・・

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Utukushi121 昨日は、プロ野球の頂点を、読売ジャイアンツが2-0で優勝した。それにしても、今年の原監督は、WBCで優勝し、帰国しペナントレースに入って、ジャイアンツを率いて、セントラルで優勝。

そして、クラシックでも勝ち進んでパシフィックの優勝した、北海道日本ハムに競り勝った。日本のプロ野球の監督でも最高の年であった。

ワールドシリーズでは、松井選手がニューヨークヤンキースで活躍MVPに輝いた。そしてシアトルマリナースのイチロウ選手が9年連続の200本安打を達成。このところ、サッカーに話題を取られがちになった野球も、取り戻した感じである。

原監督・イチロウ選手・松井選手にしても、あの笑顔素晴らしい。なんでもなく勝ち取った栄冠には、人と同じ努力では、到底勝ち取ることは出来ない。「一所懸命」という言葉を連想した。

「一所懸命」ということは、あることに賭けて、命ががけで働き努力する。似たような言葉がある「一生懸命」は誤用したもの。現在では同じように、使われているが、こちらは自分の生涯をかけて一筋に生きることを指す。(辞書から)

現代のサラリーマンは「一所懸命」ではなく、初め就職した全社から一定の時期にスピンアウトして自分で会社を創設したり、別の会社に移転したりすることが通常おこなわれるようになった。

また雇用した会社側も急激に変動する経済情勢についていけず、終身雇用制度を維持できなくなり、リストラに追い込まれて、「一所懸命の社員」を養っていけない状態が多くなった。
つまり、人生に亘って「一生懸命」に企業に忠節をつくした人びとも、その考え方を切り替えなくてはならない時代になったのである。勤勉さは美徳であり、与えられた仕事に精をだしていくのが最高の生き甲斐という価値感が、根底から揺るがせられるようになった。

現在では、与えられた仕事に執着することではなく、新しい分野で新しい仕事を求めることが必要な時代になった。新規事業にチャレンジしていくことは、中小企業やベンチャー・ビジネスに必要であるばかりでなく、その規模や従来の実績によらず、むしろ大企業に籍をおくビジネスマンにも必要な徳目となってきたのである。

また「一所懸命」は、命がけで一途に賭けていく姿勢が示されているが、一つのことに将来をかけることは、リスクも大きく問題も多い。

もちろん、愛社精神が必要ないと言っているのではない。自分の属する組織を伸ばすためにも、社を離れて見るということが大切になってきたということである。

複雑な現代社会を顧みて、イチロウ選手・松井選手そして、昨日の原辰徳ジャイアンツの優勝から「一所懸命」連想した。そして、多くの人に夢と勇気を与えたことだろう。

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