寒さと不景気
今日の名言
不安を知らない精神はわたくしをいらだたせるか、あるいは退屈させる。 |
アナトール・フランス『エピクロスの園』 |
サラリーマン寒いね東スポ大切に 清水哲男
昨年からの世界的な不景気のことを、新年早々からくり返したくもない。けれどもサラリーマンに限らず、自営、新卒の人たちも含めて、このところのニッポンの寒さは一段と厳しい。何年も前に作られた哲男の句がピッタリするような世の中に相成りました。
もっとも景気の良し悪しにかかわらず、通勤するサラリーマンがスポーツ紙に見入っている図は、どこかしら寒々として見える。私もサラリーマン時代には、電車のなかや昼休みの喫茶店でよく「東スポ」や「スポニチ」を広げて読んでいた。売らんかなのオーバーでバカでかい見出し文字や大胆な報道が、サラリーマンの鬱屈をしばし晴らしてくれる効果があった。
掲出句の場合、いきなり「サラリーマン」ときて「寒いね」の受けがピシリと決まっている。せつなくもやさしく同病(?)相憐れんでいるのかもしれない。この場合、冬の「寒さ」ばかりではあるまい。かつて「♪サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ・・・・」とも歌われたけれど、私の経験から言えば気楽な反面、憐れな稼業でもあることは骨身にしみている。
おそらく若いサラリーマンであろう。広げている新聞が日経でも朝日でもなく、東スポであるところが哀しくもうれしいではないか。若いうちから日経新聞(恨みはございませんが)に真剣に見入っているようでは、なんとも・・・・。下五の「大切に」に作者の毒を含んだやさしい心がこめられている。憐れというよりもユーモラスで暖かい響きが残された。『打つや太鼓』(2003)所収。(八木忠栄)
いま仕事 どうだと聞く お正月
お正月11日に、子供たち二家族が孫達を連れて帰ってきた。一族が会うのは去年の夏の旅行以来である。昨年来の景気の低迷で、サラリーマンも厳しい環境になったと思う。
酒を酌み交わしながら、社会情勢を話し合った。ご多分に漏れず厳しい話ばかりである。しかし、こちらも生活援助してあげられる余裕はない。
とにかく家族が、健康であれば何とかなる。一年を健康に気をつけて頑張ってくれ、と言うだけだっだ。
2兆円の、人気のない定額給付金は、どうなるのだろう。給付金を貰って、消費税を上げると言う麻生首相、早く衆議院解散して国民の真意を聞く総選挙をしたらいいと思うが・・・。
20にアメリカのオバマ大統領が就任される。一挙手一投足に世界の人に注目される。この人に期待は大きい。
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